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遠き日の思い出〜すばるとの恋〜
第4スレッド : 遠き日の思い出〜すばるとの恋・第参話〜 (→アーカイブ

004 :ショータ ◆mQBiOsLo :02/04/18 21:51 ID:???

たらたらと鼻血がたれてすごいかっこ悪かった。
「あー、ショータ!!妄想してんなー?」とみんなに
からかわれた。実際してるかしてないか微妙だったが
実際鼻血はでてしまったので「そうかもしれねえな・・・」
と鼻を押さえながら言った。その時鼻がむずむずして、
勢いよくくしゃみまで出てしまった・・・。
当然鼻血もぶしゃーっと飛び散った(w
「ご、ごめん・・・汚しちゃったな・・・」と俺はみんなに謝った。
「気にするなよ。ザーメンよりはましさ」とダイが言うのでみ
んなで大笑いをした。こんだけのやりとりだったけれど、俺は
みんなの気持ちが嬉しかった・・・。

鼻血が心配だったけれど、風呂はいらない訳にもいかなかった
ので俺は上を向きながら風呂場へ向かった。
一応部屋一緒の奴と固まって行動だったので前が見づらかった
俺にとってはありがたかった。
「げぇー、マジで女風呂の入り口に先生おるわー」とダイが言った。
「くどいぞ・・・お前・・・」と俺は鼻をつまみながら言った。
「大丈夫だよ。すばるは見ないからさー」と笑われた。
「そういう問題じゃなくてモラルとかさぁ・・・」とか言ったけど
ダイにモラルもクソもなかった(w
「まぁ覗きなんて本気でしようなんて思わないし、諦めよ」と
いうゆうの一言で覗きは打ち切られたように思われた・・・。

思えば大勢の前で自分のムスコを見せるのは初めてだった。
小6でも旅行はあったが確か隠していたし、中1でもやはり
隠していた。でも、今年のメンバーはどうもそういう恥じらい
とかに欠けているらしく一気に全部脱いだ。
当然隠すものもいたけどほとんどが浴場に入った瞬間一気にタオル
を外して風呂に飛び込んでいた。
ちなみに風呂は建物の中じゃなくて露天みたいな感じだった。
露天といってもただ外にあるというだけでいい景色などは見れなかった。
男子の風呂―何もないとこ―女子の風呂。と言う形だったのでとりあえず
は壁さえ乗り越えれば覗けたのかも知れない。でもそんな度胸のある奴は
いなかった(w
女子の方からは楽しそうな話し声や笑い声が聴こえたので不思議なことに
悔しい気分があった・・・(w 

誰も覗こうとはしなかったが風呂の中で俺たちは女子の
体についていろいろと話していた(w
「やーっぱさー、一番成長いいのはあいつだろーなー」と
誰かが切り出すと一斉に「誰々??」と興味しんしんだった。
俺もぶっちゃけえろかったから興味があった。
「○○!!」「××!!」とかいろんな名前があがった。
するとゆうが「なんだよ、そりゃ自分の好きな体型の人の名前
       言ってるだけじゃないの?」と言うとみんなが
黙ってしまった(w
「じゃあゆうは誰がいいんだよ?」と言うと「そんなの決められない」
と言うのでみんなに沈められていた・・・(w
誰かが急に「あこって案外でけーよ。俺前触っちゃったもん・・・」と
切り出したのでみんな大興奮して「何カップ!?」とか言う質問が
とびかっていた。「そんなのまでは知らんわ」と言うとそいつも沈め
られてしまっていた。

俺は沈めには参加しなかったけど冷静にあこの体を思い出していた(w
【冬だし、服の上からは分かんないもんなぁ。冬でも分かるのも嫌だけどな】
と思っていた。みんなには言えなかったけど胸のでかさなら俺の彼女の
ほうが上位だったに違いない。だが決して言わなかった(w
そんな調子でわいわいと騒いでいると女子の方からざばざばと風呂から出る
音が聞こえた。その後しーんとなってしまった(w
「あ、風呂の時間決まってたわ!!もう時間ないんじゃねえの?」と誰かが
言った。「やべ、叱られる!!」とダイは素っ裸で脱衣場まで走っていった。
「こりゃー、頭とか洗う暇ないな・・・」とゆうが言ってそのまま脱衣場に行って
しまった。そしてどんどんみんな行ってしまった。
俺も後に続こうとしたけど頭がふらふらしてしまい、服を着るのも辛かった。
しばらくしてジャージの下の方を着てから倒れてしまった・・・。
次に俺が目覚めたのは研修中の保健室のような部屋だった・・・。

「おう、鼻血野朗に風呂はきつかったみたいだな」と男に言われた。
「誰・・・?」と見てみるとゆうだった。一瞬自分がどこにいるかとか
忘れてしまっていた。「お前倒れたんだぞ。だから運んできた」と
状況を説明された。「そうか、わざわざごめんな」とお礼を言った。
するとドアをノックする音が聞こえて何人かのクラスメイトが来てくれた。
「大丈夫かよー?」と言われて「何も覚えてないけど・・・大丈夫」と答えた。
あこもきてくれた。ホテルの中は暖房が効きすぎていて半そでが丁度いいほど
だった。だからほとんどの人は夏の体育みたいな格好だった。
すばるには悪いと思ったがあこが気になったのでそれとなく色々観察した。
大体の女子は膨らんでいたけどあこのはちょっと他とは違っていた。
ふっくらとしたふくらみだった。(意味不明かも・・・w)
「確かにおっきいな・・・」とつい呟いてしまって「どうした?」とみんなに
言われたので狼狽した(w

恥ずかしい事にまた鼻血がでてしまった・・・。
「お前っ!まだ大人しくしてろよ・・・」と言われた。
俺もなんか血が出すぎてふらっと寝てしまった
でも目のほうはちょくちょくと女子の方を見ていた(w
「じゃあ、無理すんなよ。じゃーなー」とみんな部屋を
出て行ってくれた。保健の先生が「人気者だね。しょーたくん」
と笑いながら言った。「そうですねー。幸せです・・・」と
答えた。「友達っていいわー。いろんな意味でね・・・」とすごい
気になる事を言った。「先生は友達いっぱいでしたか?」と何気に
聞くと「そりゃー、いたわよー?今でも親しくしてる人も入るんだから」
と言った。保健の先生は50代くらいだったから約40年ちょっとの付き
合いと言うことになる。「君もたくさんの人と仲良くしなさい。
・・・そのためにはもっとにっこり笑いようにね」と指摘された(w
やはり無愛想だったに違いなかった・・・

そしてしばらく話した後俺は部屋に戻る事にした。
「もう大丈夫ですから。いろいろお世話になりました!」と
一礼して部屋を出た。時間的にもう就寝時間だったのですごい
静かだった。【いくらなんでも静か過ぎだろ・・・】と思った。
普通は旅行の夜ってのは夜が1番盛り上がるはずなのに俺はつま
らなかった。でもそれは実は大きな勘違いで部屋ごとに盛り上がって
たらしいっす・・・(w
自分の部屋に戻るとすごい盛り上がっていた。俺の部屋だけは入る前
からうるさかったのですぐにわかった。
「おー、鼻血君!!元気になったか?」とみんなに言われた。
「俺の呼び名は鼻血君かよ・・・」と言うと「そうだ、スキー中は鼻血君」
とダイに言われた。別に好きで出してるわけじゃないのにちょっと嫌だった。
でも実際は心配もしてくれたからみんなの本心を知っていた気がして俺は
嬉しかった・・・

自然にこういう時の話は好きな人かえろ話になるのが世の常(w
それは野郎同士でも言えた話だと思うけど俺の部屋はそんな雰囲気
はなかった。枕投げをしていたからだ。
「このやろう!!」などというセリフが飛び交い枕も飛びまくっていた。
俺とゆうは参加しずに色々喋っていた。俺らの枕も武器として扱われて
いたから枕なしだった・・・。
「結局お前の好きな人誰なんだよ?」と俺は聴いていた。
「なんだよ、まーだ気になるの?」と笑っていた。
「教えてくれてもいいやん。すごい気になるしよぉ・・・」と言うと
何かを決意したように「わかったよ。うちのクラスの・・・」と
少し間をあけた。俺の中ですごい事を聞けそうな気がしたので
全神経を集中して聞いた。それはうるさい部屋の中だったから余計に
そうだったのかもしれなかった・・・(w

「俺の好きな奴は・・・あこなんだ」とゆうは言った。
思わず俺は聞き返した。「えっ、それはマジで!?」と
言うと「・・・うん」とゆうに似合わぬ返事をした。
「すばると付き合ってた頃からあいつともよく喋ってたんだ。
 そりゃー、すばるの手前意識はしててもそんなに話せないし。
 でもすごい素直でいいやつだった。・・・だから俺はあいつと
 別れた時にちょっとした安心感ってやつもあったんだよな・・・」
と驚く事の連続ばかりのことを言った。
「あ、でもすばるがめんどくさかったわけじゃないから」と付け加え
られた。「こんなに身近に好きな奴いると・・・やっぱあれだよな・・・」
と俺には気持ちが分かった。
「っつーわけさ。これ、人に言うんじゃないぞ?」と言われた。
もちろん言いふらすつもりなどなかった。「あぁ、わかった」と俺は答えた。
相変わらず部屋の中は枕が飛び交っていて都合が言いと言えば都合がよかった(w

俺もゆうもそれっきり話さなくなった。ゆうは知らないけれど、
俺は話さなくなったというよりも話せなくなったのだった・・・。
【そうかー・・・あこか・・・うーん・・・】と俺は考えていた。
さっきも書いたけど身近な所に好きな人ができるのはいいこと
か悪いことか微妙だった。いつでも話せるチャンスはあるものの
逆に自分の知ってほしくない一面も知られるかもしれない。
いわば諸刃の剣に近いものだった・・・。
でも、俺はやっぱり身近にいるほうがいいと思った。だから意を
決してこう言った。
「お前ならいいやつだし、明るいから悪く思われてないと思うよ。
 ただ、お前は勘違いされやすいからさ。そこ気をつければ良いと思う」
ゆうはもてていたのでもし仮にあこが好きなんだと思っていたとしても
寄ってくる女子の相手をしているゆうだと諦めたりしてしまうかもしれ
なかったのだ。だから俺は注意をした。

「しょーたの言う通りだな!俺は別に下心があって相手してる
 わけじゃないけど・・・やっぱり他から見るとそう思われてるか
 もしれないもんな」とゆうは言った。
「思われてるかもしれないじゃなくて思われてると思うぞ・・・」と
俺は答えた。「とにかく悪気があろうがなかろうがそんなのは周り
       が感じる事なんだから・・・」と言ってやった。
「全くその通り・・・俺も気をつけるよ」とゆうは言った。
俺にはもてるやつの気持ちが分かんなかったから寄ってくる女子達
をどんな風に払いのけるかはわかんなかった。だから俺はこれ以上は
何も言えなかった。枕投げをしていたせいかうるさいのはうちの部屋
だけだったらしく先生に見つかってダイたちは叱られていた。
俺は布団を被っていたため寝たと思われたらしくセーフだった(w

明けて翌日。俺もゆうも朝はすごい弱いのだけど、何故か
この日は起きれた。それは朝っぱらから元気がある奴と同じ
部屋のせいだったかも知れない。・・・うるさかったからだ(w
ダイは窓から顔を出して上を見て何事かしゃべっていた。
「何してんの?」と訊くと「上が女子の部屋なんだよ」と
答えた。「あぁ、そうか。で、何やってんだよ?」とまた訊く
と「女子にあいさつ・・・」と返ってきた。
「おう、女子がお前さんを呼べだとさ」といくぶんしょんぼり
しながらダイは窓から離れていった。
俺はダイの代わりに上を見上げると女子も下を見下ろしていて、
「しょーたくん!おはよ!!」と言われた。
まだ起きたばかりで目が死んでいたに違いない(w
「早くおきなよー。目が眠そうだぞっ」と言われた。
恥ずかしくなり俺は何も言えず首を引っ込めた。急いで顔を
軽く洗った。顔を洗うと目が覚めると言うがこの時は洗い方が
悪かったのか眠気は覚めなかった・・・。
そして朝食の時間になったので移動を開始した。

朝から豪華なメニューだった。細かくは覚えていないけど
パンとスクランブルエッグ、サラダ、ウインナーなどなど。
見事な物ばかりだった。しかもフルーツは取り放題だった。
朝からは食欲がないのでちまちまとつまんでいた。
しかもそれに加えて眠くて仕方がなかったので首をくらくら
させながら食べていた。「昨日眠れなかったの?」とすばるに
訊かれた。「・・・うん。いろいろあってな」と言うと、
「ダイくんも一緒だから大変みたいだったね」と笑っていた。
「うそや!?昨日しょーたは枕投げてなかったし、すぐ寝てたぞ」
とダイは言った。「実際はふとんの中で寝てないんだよ・・・」と
俺は答えた。「私のこと考えてた?」とこそっと言われた。
「は・・・?何でそうなるんだよ・・・」と答えた。寝起きが悪いので
思わず怒った言い方をしてしまった。「なんだよー、残念・・・」
としょんぼりしていた。

朝っぱらからスキーの練習になっていた。
俺はごはん食べた後も未だに眠かった。なんか体が
変だった。スキーの練習などしたくなくなったので
俺は保健室でサボってやる事にした。
スキー道具があるところとは反対に向かう俺に向かって
「何でそっち行くの?」と訊いてくる奴がいた。
「体がだるい。だから俺休むの!」と言った。
そういいながら俺はそそくさと部屋に向かった。
「あら、ショータ(名字だった)くん。どうしたの?」と
先生が訊いてきた。「眠気覚めないので練習危険だと思って」
というと「昨日遊んでたの?」と言われたので「違います」と
否定した。実際遊んでなかったのにどうもそういう疑いをかけ
られてしまった。

「まあでもそんな状態でスキーは危ないから休んでなさい」と
言われたので俺は安心した。
当然と言えば当然だけど部屋には先生しかいなかったのでちょっと
不服だった。せめて知ってる奴がいたら少しは話せたかもしれなか
ったからだ。
しかし、意外にも”知ってる奴”がきてしまった。
なんとあこだった。あこのほうも俺を見てびっくりしていた。
「どうしたの!?しょーたくん・・・」と言うので「眠いから」
とだけ答えた。「そっかー。眠れなかったんだ」とからかいも
せずに素直に言うので「う・・・うん」としかでなかった。
【でも何であこもこんなとこ来たんだろ?】と思ったが何故か
訊けなかった。あこは先生のところに行くと小さな声で何かを
話していた。これで俺は何故ここにきたかが見当ついた。
すると数人の女子が入ってきた。これで俺の見当は確信になった。

【やっぱ生理なんだな・・・】と確信した。
女子は俺のほうを見て一瞬焦ったような顔だった。
俺も合わせる顔がなくてうつむいてしまった・・・。
ここは本当の保健室じゃないのでベッドとかはなくて
柔らかいソファーがあった。俺の横にあこが座った。
「スキーできなくて残念だったな。お前はうまいもんな」
と言うと「ほんと残念だよ。でも毎年この時期だし、仕方ないよ」
といった。【ほんと素直だよな・・・あいつが好きになるのも分かる】
と思った。「しょーたくんも昨日遅くまで起きてたの?」と訊かれた。
時間などは見てなかったからわかんなかったけどそんなに遅くはなか
ったはずだった。「よくわかんない。でも眠い」としか言えなかった。
「私たちはすごい遅くまで喋ってたんだよー。楽しかったな」と楽し
そうに教えてくれた。その顔を見てさらにゆうの気持ちが分かった・・・。

「どんな話したの?」と俺は訊いた。俺の部屋は戦争(w
だったので話などはできる雰囲気じゃなかったし、
しかも女子だったから余計に気になった。
俺からの意外な質問にあこはきょとんとしていた。
「いやー、俺の部屋はうるさいだけだったから・・・女子の
 話ってのも気になるから・・・」と俺は素直に言った。
「えっとね、好きな人の話が大半かな??みんなで教えあった」
とあこも素直に教えてくれた。
【好きな人!?いやいやいやいや・・・・】と俺は動揺した。
ゆうの事を知っていたので俺は思わず焦ってしまった。
「やっぱ女子だな。そういう話になるよなぁ・・・」と俺は言った。
「すごかったよー。あ、すばるはちゃんとしょーたくんって言ってた」
と教えてくれた。俺はそれは嬉しかったけどあこのが知りたかった・・・。

あこっていうか俺はその部屋にいた全ての女子の気になる
人が知りたかった。そういう話が好きだったからだ・・・。
「もうみんな知ってるからねぇ。しょーたくん達のこと。
 だからすごい大騒ぎだったよー」とあこは言った。
前は騒がれるのは嫌だったけどこの時は少し嬉しかった。
「あこは誰って言ったの?」と俺はストレートに訊いた。
俺の中で、既に女がいる奴に質問されても不自然じゃないだろう・・・
という考えがあった。
「えー、そんなの言えないよー」とあこは恥ずかしそうに言った。
「それに内緒って決めたしね!みんなに知られるとしたら告白
 してからだと思うよ」と言った。
意外にガードが固かったので俺はがっかりした。それと同時に心で
【役に立てなくてごめんよー】とゆうに謝っていた・・・。

もっと訊きだしたかったのに、他の女子がいろいろ
質問してきた。
「しょーたくん何でさぼってるのー?」系のばっかだった・・・。
「眠いからだよー」と俺も優しく答えたはずだったのに実は
怒ってる風にしか思えなかったらしいです・・・。
それが済むと今度は「最近2人はどう?」系になった。
適当に答えてやった。同じ騒ぎでもこういうのは嫌だった(w
そんなこんなで昼近くになった。さすがにこの頃になると俺の
眠気も覚めていた。でももうすぐ昼ご飯だったのでもうしばらく
ここにいることにした。
そして昼ご飯になった。俺は誰もいない食事場所で1人で待っていた。

みんなが戻る予定まで残り数十分だった。さすがに少し
早く来すぎてしまったようだった・・・。
でもホテルの人たちはもうみんなの食事の用意をしていた。
【さすがに働く大人は違うな・・・】と頼もしく思えた。
俺もどっかりと座ってるのも悪かったので自分から手伝うよう
に申し出てみた。けど「大丈夫ですよ。もうすぐ終わりますから」
と若い兄ちゃんに言われた。【かっこいいなぁ・・・】と俺は変な
ことを考えていた・・・(w
さっきまで一緒にいた女子の集団も戻ってきた。今まで食器とか
の音しかしてなかった場所が一気にうるさくなった・・・。
あこと俺はクラスが同じなので席も近かった。
「すごい気になるんだけど、やっぱりあこの好きな奴知りたいなぁ」
ともう一度頼んでみた。あこは「うーん・・・」と困った顔をしていた。
「誰にも言わない!!約束するから!」と俺は手を合わせた。

「うーん・・・しょーたくんがそこまで言うなんて・・・」と
あこは普段見せない俺の頼み方に戸惑っていた。
俺はもう何も言えずに祈るように手を合わせつづけた・・・。
「でも・・・言えないよ。しょーたくんには・・・」との答えだった。
【ここまでしたのにだめなのか・・・】と俺は自分の無力さを悔やんだ。
「そうか・・・。でも無理に言わなくていいよ。そいつと頑張ってな」
としか俺は言えなかった。
あこも「うん、がんばりたいけどね・・・たぶん無理だよ」と言った。
「大丈夫だよ。あこは素直でいい奴だしな。きっと相手にもわかってもらえるよ」
と俺は励ました。

「そうかなぁ?でもそう言われると安心する・・・」とあこは言った。
俺は何としてでも勇気をつけてもらいたかった。
「地道にがんばりなよ。・・・俺でもあんないいやつと関係持ったし」
と言った。「しょーたくんは優しいから・・・もてるよ」と言われた。
「俺がもてるならあこも大丈夫だって!!」と俺は強く言った。
あこはこの通り素直だし、顔だって悪くない(あくまで俺の好み)
だから普通の人ならきっと受け入れてくれると思った。
あこに好きな人がいるというのは幸か不幸か分からなかった。
ここにきて【ゆうのこと知らなかったらよかった・・・もし知らなかったら
      純粋にいろいろ質問できたのにな】と思った。
少なからずもゆうのことも頭にあったからその事も含めて聞いて
しまったからだった。

そんなやりとりのあとみんなが戻ってきた。
「しょーたぁー結局こなかったなー」とみんなに言われた。
「先生に止められてたんだから仕方ないんだよ」と答えた。
みんなでわーわー喋っていると「静かに!!」と食事係の
リーダーに言われてみんなは一気に黙った(w
「それではいただきますのあいさつです」と言ってあいさつをした。
この日は土鍋の中にカレーがたーーーっぷり入っていた。
【いくらなんでも手抜きだろ・・・おい】と思ったがカレーは美味しかった(w
俺は大して動きもしなかったのにたくさん食べた。
何だかんだいってもカレーというのは人気があるので俺の机のところの
カレーは全部なくなった。食事中もゆうとあこのことを考えていたので
息苦しさを感じていた・・・(w

一服した後はすぐにスキーの練習だった。
俺ももう参加しないわけには行かなかったから
今度はちゃんと参加しようと思った。
【俺だけ朝練習してないし昨日からヘタだったもんな】
と不安に思っていた。準備が済んでみんなは練習場に
集まった。もうよっぽど下手な奴以外はほぼ自由に滑れる
ように決まっていた。
俺はヘタだったけど指導されるのはごめんだったのでこっそ
りと練習する事にした。
ここに来てヘタな仲間がいた。それはたかしだった(w
(他にもいたけど名前出てる中ではこいつだけです)

「しょーた・・・お前もうまく滑れるんか?」とたかしは
すがるように訊いてきた。
「内緒だぞ。俺はうまくないけど自由にやるんや」と答えた。
すると「俺といっしょやーん!!仲良くしよ」と気持ち悪い
事を言った(w
たかしと俺は部活が一緒でクラスは違ったのでそんなにすごく
親しかったわけではなかった。でも小学校も一緒だったので
結構話しやすかった。部活でも何かと喋っている仲だった。
「俺もな、全然ヘタなんじゃ。仲間がいてよかった」とはしゃぐ
ので俺は何も言わずに1人で歩いていった。「まてよー」と追い
かけてきた(w
「ヘタとか言うけどどれくらいできんの?」と聞いてくるので
「右に曲がれないだけ」と言うと「俺と一緒やんけ」と言った。
お互いに曲がれないので周りから見るとださかったに違いない(w

でも不思議な事に俺だけは曲がれるようになった。
【なんだよ・・・曲がれるじゃん】と急に嬉しくなった。
「うそつきめ!!曲がれるやんか」と言われたがおかまい
なしだった。俺は新たな進歩にただ喜んでいた。
ためしに上から下まで一気に滑ってみた【気持ちいい!!】
とバカ正直に思った。あの滑る時の爽快感、スピード感。
全てにおいて最高だった。声にこそださなかったけれど、
【ひょー、気持ちいいー】と思っていた。
そして転ぶ事もなく下まで無事にいけた。しかもとまれない
という欠点までもいつの間にか克服していた。
リフトは2人で1つに乗る約束だった。俺は嫌な奴と乗るのは
嫌だったので誰かマシな奴がいないかと探した・・・。
後ろからつつかれたので振り返るとゆみがいた。
「ずっと見てたよ。なんか急にうまくなってない?」と言われた。
つい嬉しくって「急にできるようになった。これ楽しいねー」と
ついはしゃいでしまった・・・。

それを言った後に俺はどきっとした。
「上まで一緒に戻ろうよ?」とゆみに言われた。
俺は別に嫌でもなかったのでつい「うん、いいよ」
と答えてしまった。ふとアタマにやらしい考えがでて
しまっていた・・・。
「リフト係りの人に「仲良いね、お2人さん」と冷やかされた。
ゆみは満足げに「そんなことないですよぉ」と言っていた。
リフトに乗り込むと急に俺にもたれかかってきた。
俺はこんな状況を見られるのは怖かった。当然誤解もされるはず
だったからだ。「友達と一緒じゃなかったのかよ・・・」というと
「一緒だったけどしょーたと一緒にリフト乗りたかったもん」と
言われた。悪い気はしなかったけどやはり戸惑いを感じた・・・。

「あのさぁ、その、そんなにくっつくなよな・・・」と俺は言った。
「なんでー?好きなんだからいいじゃん」と返された。
「お前が好きでもこっちは困るんだよ!!」と押しのけた。
「大体お前だって知ってるだろ?俺のこと・・・」と俺は言った。
ここまで言えば流石に諦めが付くだろうと俺は思った。
「知ってるよ。でもそんなの関係ない。あたしが好きなことには・・・」
と言ってまたくっつかれた。
【こいつには敵わない】と思って俺はもう何も言わなかった。
でも、ほんとに嫌ならもっとここではっきり言うもんなのに俺にはそれ
ができなかった・・・。

そうこうしてるうちに上についた。上についたことは
安心したような、ちょっと残念なようなそんな気持ちだった。
スキー場はその時期に人気のある歌が流れていて、俺はその
曲で心を落ち着かせた。
上ではまだたかしがもそもそと練習していた。俺はそこまで言って
「大変みたいだな・・・。ま、がんばれや」としか言えなかった(w
「コノー!!裏切り者が!」とどやされたが何も返さなかった。
ゆみは俺に付きまとってきたので俺は滑って振り切ることにした。
テクニックはないが直下降と言って腰を落として滑る奴はできた
のでそのスピードで逃げ切ろうと思った。

しかしやはり素人と経験者は違った。
スピードはあってもバランスが悪くてふらふらと滑った。
ゲームじゃないので横からどんどんとぶつかられる事は
なかったけどゆみは俺より先に下に行ってしまった。
スキーじゃなかったら上に戻れたかもしれないけど、俺は
そんなに器用じゃなかったからそのまま下に行ってしまった。
途中でゆうとその友達がいた。でも話す暇もなくてそのまま
ぬいてしまった。「お前はやいって!!」と言って笑われた。
その言葉を背に受けながら俺はひたすら滑っていった。
【あ、転べばいいんだ】と思って久々に俺は転んだ(w
ゆうが追いついてきて「無理すんなよ・・・それにちゃんと止まれって」
とまた笑われた。「まだ自分でとまれないんだ」と素直に言った。
「ゆっくりでいいから2人で降りようよ」と俺は言った。
「いいよ。俺もあんまりうまくないし」と言って2人でリフトのとこ
まで言った。ゆみに警戒したが既に仲のいい友達とリフトに乗っていたので
安心した。

いろいろ大変だったが、この後は特に何もなくて
その日の研修は終わった。
そしてごはん、風呂になって就寝時間になった。
「今日は大変だったな。でもおもしろかった」と
ゆうに言った。「そうだな。明日で最後か・・・」と
言った。【そうか、明日は最終日なんだな・・・】と
ちょっぴり名残惜しかった。
その時、ノックする音が聞こえた。担任だった。
「ほんとは寝る時間だけどやりたい奴は雪合戦するか」と
のことだった。ダイは奇声を発しながら(w 部屋をでた。
「眠たい奴はいいからな。じゃあ他の者も好きにしろ」と
言って出て行った。「どうする?」と訊かれたので俺は
「行くしかないでしょう・・・」と言って布団をはいだ。

俺の目的は雪合戦などではなくて最後の夜を大いに
楽しみたかったからだった。
「あんにゃろー、案外先生らしいとこあるよなぁ」と
ゆうに言われた。「そうだな。でも俺は嫌いだがな・・・」
と言うと「気持ちは俺も変わらんよ」と笑った。
やはりみんなのテンションもあがっていてみんなでてきた。
「おー、みんな集まったなぁ。じゃああまりうるさくならない
 ようにしろよ。ルールは無用だ」と先生は言った。
「ルール無用ならうるさくていいんじゃないの?」とダイが
突っ込んでいた。「うるさい!」と言って雪がダイに飛んだ。
それが始まりの合図になった(w
すごい勢いで雪だまが飛び交った。こういうときは自然に男子
と女子に分かれてしまうものだ。
俺は戦争に参加しずに1人で安全なところでぼんやりしていた。
しばらくしてあことすばるが俺に気づいてこっちにきた・・・。

「やっぱりしょーたはこういうの嫌いなんだねえ」と
すばるに言われた。「嫌いじゃないけど・・・嫌だから」
と言うと「でもそれが嫌いって言うんじゃないの・・・?」
とあこに突っ込まれた。まぁ当然と言えば当然だった(w
「2人はやらないの?これ」と言ったら「疲れたからいい」
とのことだった。「それに話したかったから・・・」とすばる。
前にも書いたけど俺は自分からは行かなくて来たら相手をする
って奴だった。そのうえ来てくれるとすごい嬉しかった。
「ごめんね、私は邪魔みたいだからあっち行くね」とあこは
こっちの返事も聞かずに違うところに行ってしまった。
「別にあこはいてもいいのに・・・なぁ?」と言うとちょっとすね
たような顔をした。「あこがいいんだー・・・?」と(w
「あ、そうじゃないけどさ・・・」と否定した。
でも実際はほんとにあこにいてほしかった。気持ちが安らいだからだ・・・。

「長かったようで短かった3日だったな・・・」と俺は言った。
「そうだねー。1日中一緒なのに一緒にいれなかったから
 そこのところはつまんなかったけどね」とすばるは言う。
「でもまぁ、明日が終わればまた普通の生活だろ。また2人で
 過ごせる時間も増えるさ・・・」と俺は言った。
「うん!もっと大事にしてね」と笑われた。のんびりとした
奴でよくこんな感じのセリフを言うがほんとにこういう時は
うっとりしてしまう・・・。
そして静かな夜を壊すようなみんなの騒ぎ声は延々と続いた。
俺としてはこの日の夜がすごくいい思い出として残ってる・・・。

そしていいかげんみんなのテンションも下がってきた所で
夜の秘密の遊びは終わった。みんなは散り散りに自分の部屋に
戻っていった。「また明日な!」と俺は景気をつけるように
別れを言って同じ部屋の奴と部屋に戻った。
俺は眠くなかったが朝、昼とスキーをしたみんなは大して話は
しずにすぐに寝てしまった様だった。でも逆に俺は静か過ぎて
なかなか寝付けなかった。それでもいつの間にか眠ってしまった
様だった。そして夜が明けた・・・。
いよいよ3日目。この日は午前だけスキーをして午後には帰る予定
だった。俺もみんなも最後のスキーを楽しんだ様だった。
昼ご飯を食べた後、俺たちはホテルの人にお礼を言ってバスに乗り込んだ。
また来るチャンスはあるかもしれなかったが俺はスキー場とホテルに
心の中で【またな・・・スキー場・・・】なんてことを思った。
そしてバスは発車した。いい思い出がたくさんの研修だった・・・。

帰りのバスはレクレーションがOKだったのでみんな盛り上がっていた。
レクの内容は既に係が決めていたから、それを進行した。
クイズやしりとりや伝言ゲームなどつまらないものばかりだった(w
クイズとかも前から回ってくるだけなので俺の番は殆どこなかった。
計画にはなかったが急遽カラオケをする事になった。
俺は歌を聴くのが好きだったから【最初からこうしろよ、ボケ】と思った。
やはり女子は歌が好きなようで積極的に歌っていた。
俺も自信はなかったけれどあこと一緒にGLAYのグロリアスを歌った(w
1人ではやる気はしなかったけれど2人だと何故か歌えたから不思議だった。
そんなこんなで行きよりも帰りは楽しかったので時間はあっという間に過ぎた。
隣ではすばるがすうすうと寝ていたので寝顔とかを観察できた・・・

そして学校についた。予定でも夜7時くらいに着くはずで、
実際7時くらいに着いた。当然冬だし、時間も時間なので
辺りは暗かった。親に迎えにきてもらってる子が殆どだった。
俺も行く前におかんに頼んだが「あんたは男でしょー」と言われた(w
やっぱり若いと雑なんだろうか・・・。ちなみにほんとの親なんですが(w
女の子は心配なのか、全員が来ていたようだった。
あこも親が着ていていた。たまたまゆうとすばるとあこと4人でいたので
親がこっちに「こんにちは」とあいさつしてきたので俺は「どーも・・・」
という感じでアタマはさげておいた。「じゃあまた明日ねー」とあこは
帰って行った。すばるもすぐに親を見つかった。
俺たちと帰る、などと言うことを言ったけど俺も何かあっては大変だった
から親と一緒に帰らせた。俺とゆうは2人で疲れてるのに自足で帰った。
ゆうは俺が帰った後は1人なので自転車を貸してあげた。
【これでほんとに終わったんだな。修学旅行も楽しみだ・・・】と思いつつ
俺はその日を終わらせた・・・。

スキーは2月の頭のほうだったから期末テストまでは
まだまだだった。でもみんなは進路の事で頭がいっぱい
らしく勉強に取り掛かっていた。
当然かも知れないけど中学では相好評価だったから他人
よりいい点をとらなければいけなかったから本当にみんな
焦っていた。どの学年にも頭がいいやつがいるのはお約束
なのでそいつらの次くらいには、という思いでいっぱい
だったに違いない。俺は、と言うと今までと何ら変わりなく
のほほんと過ごしていた。勉強が嫌いってことは今まで何度も
書いてきた。そんな俺が勉強するはずがなかった(w
そしてテストまで残り数日となった日に事件は起きた・・・

テスト1週間前となると部活までも休みだった。
早く帰らせて勉強させよう、と言う方針だとは
思うけど俺はそれには従わなかった。
”いつもより早く帰ってのんびりできる!”と喜びに
あふれていた(w
昼休みも終わって5・6時間目も終わった。
でも俺には委員会の仕事があったので早く帰る事ができ
なかった。【部活も休みならこんなもんやらせんなっての】
といやいや仕事をしていた。学校の決まりで同じ委員会の
人と同じ班になるという決まりがあった。その方が仕事の
能率が上がるからという考えからだった。
そして俺の相手はゆきだった。あまり喋らないものの、お互い
福祉委員みたいなものだったので自然とよく喋った。

俺は予定がパーになったからいつも以上にいらいらしていた。
そのせいかいつもに増して話し掛けづらかったんだと思う・・・。
それでもゆきはいろいろと話題を振ってくれた。
【何でこんなことなんか・・・】といらいらしていてついついとげとげ
しく答えてしまっていた。【またこんな言いかたしちゃった・・・】と
悔いつつも心の不安定さはどうにもならなかった。
この仕事と言うのが1年の終わりにクラスで学校に対する奉仕活動
を考える、と言う仕事だった。既にクラスで「掃除をする」などと
ありふれたような計画がでていたのであとは班の掃除場所の分担とか
その他の細かいことを決めると言うものだった。
「そんなめんどくさいわけじゃないんだから機嫌なおしなよー」と
言われた。委員会以外ではほとんど話さないのに励まされたのでなんだか
妙な気分だった・・・。

そうこうしてるうちにとりあえずこの日にやらなければいけない
最低限のことは済ませた。と言っても俺は鉛筆を咥えながらぼん
やりしていてほとんどがゆきにやってもらったのだが・・・(w
「じゃあ、今日はおわろっか。また明日ね」と待っていた友達と
帰って行った。そして俺はと言うと・・・。途中まで進んだ計画表を
読み返していた。【こんなに書いたんだな。字、きれいだなぁ】と
女の子の字のうまさにうなっていた。
その時だった。ドアが開いた。ちなみに仕事をしていた部屋はずっと
前に体育をさぼったあの部屋だった。
そして入ってきたのはゆみだった。【な・・・なんで!?】と思った。

「ありゃ、しょーた!まだ残ってたんだー?」と聴かれた。
「うん。委員会の仕事があったからな・・・」と俺は答えた。
「私も話あいしてたー。学級委員は大変だよー」とほんとに
つらそうだった。「そりゃご苦労さん。俺は帰るから」と
言って俺は部屋をでようとした。これ以上関わるのは悪い
予感がしたからだ・・・。
「そんなー。ちょっと待ってよ。仕事終わったなら帰ろうよ?」
と言ってきたが俺は敢えて何も言わずに行こうとした。
ゆみの友達も部屋に来て「ゆみかえろー」と言ったので俺もこの
ままいけると思った。だがゆみはその誘いを断った。

「私はしょーたと帰るから!ごめんねー」と言ったので俺は
ぎょっとした。「ふざけんな!そんな約束してない!!」と
俺は怒ったが友達も「そっかー。じゃあまたね。ばいばいー」
と帰ってしまった。「お前ら待てよ!!」と呼んだが無視する
かのように行ってしまった。このまま俺も走っていけば無事に
逃げ出せたのかも知れない。けど自然とそんな気にはならなかった。
「嫌じゃないんでしょ?一緒に帰るの・・・」と寂しそうに言われた。
「嫌じゃないよ。でも俺にはすばるがいる。他の奴とはあんまり
 関わり持っちゃまずいじゃん。お前もそれ分かるだろ?」と言った。
「こんなに好きなのに・・・。告白なんてしなきゃよかった・・・」と泣き
だしてしまった。涙に弱いわけじゃなかったけどやっぱり人の泣くのは
見てられない。俺は思わずそばによって慰めようとした。
でも、それは作戦だったのかも知れない。(今になって思ってますが・・・)

「そんな、泣くことでもないだろ・・・。仕方ないことじゃん」
としか言えなかった。こうは言ったがやっぱり好きな奴にここ
まで言われるとやっぱりつらいものがあったに違いなかった。
「どうしても私のこと好きにはなってくれないの?」と言われた。
【甘やかしちゃいけない・・・】と思ったから「なれない」とはっき
りと答えた。「どうしても・・・だめなの?」と言われた。
「だめだ!2股なんて俺にはできないよ」と答えると「私だけにすれば
いいじゃんか」と言われてしまった。「そんなのできるわけがないだろ」
俺は呆れてしまった・・・。

「嫌いじゃないでしょ・・・?」とまた訊かれた。
「嫌いとかじゃなくて俺にはもう好きな人いるの。
 だから・・・他の人はだめなんだよ・・・」と答えた。
「はっきりしてよ!!私が嫌なのかどうなのか」と
逆ギレしてしまった。
「嫌じゃないって言ってるだろ!もう諦めろ」と俺も
ついつい怒ってしまった。
「嫌じゃないならさ。こんなことしてもいいよね?」と
言った直後俺に抱きついてきた。そのまま倒れはしなかった
けどしりもちをついてしまった・・・。ゆみは俺の腰の辺りを
がっしり掴んだ。「な、何すんだよ?離せ!!」と言った
ものの俺は手が出なかった・・・。
「嫌いじゃ、ないんでしょ?だったらいいじゃん」と言われた。
「今はこうしたい・・・。私は、どんな事があっても変わらない・・・」
と言われた。もう俺には手が負えなくなっていた・・・。

そのまま時間は流れた。俺はなんか全身の力がぬけた
ようなふわふわとした感じだった。ただ、腰の辺りに
あった抱擁感みたいのだけは感じていた。
「こんなことして俺の気持ちが変わると思ったのか・・・?」
と俺は訊いた。でも返事は返ってこなかった。
ただ変わることのないチカラだけしか伝わってこなかった。
言葉ではいろいろ言ったが俺は実際情けない奴だった。
【ほんとにこんなことじゃだめなんだよ・・・】と思ったがそれ
が行動に出なかった。

「ねぇ、何であたしはしょーたが好きになったんだろう?」
と訳のわからない事を訊かれた。俺はいきなりの質問で
びびった。「・・・そんなの俺が知るか。むしろ教えて欲しいね」
と言った。「あたしだってほんとはわかんない。でもこうして
      るとすごい安心する・・・。暖かいんだ・・・」と言った。
「小学生の時はいっつもケンカばっかしてたのに・・・変わったな」
と俺は言った。するとゆみは俺から離れた。

とゆみは言った。小学生のころの俺はまさにダイを数倍バカに
したような奴で女ばっかりからかっていた。からかっている
つもりだったが口が悪かったのですごい傷つけていたに違いな
かった。だから嫌われて当然だった。
「でも、今はこんなに好き・・・。こんなにはっきりとした気持ち
 は初めてなんだよ」と言われた。素直に嬉しかった・・・。
嬉しさのせいか俺はじんわりとしてしまって言葉を返せなかった。
「ゆみ・・・お前の気持ちは分かったよ。でも諦めてくれよな・・・。
 ほんとに嬉しいよ。けど、俺はお前は好きになれないんだよ。
 むしろなっちゃだめなんだよ」と静かに言った。
ゆみは涙を流しながら「諦めようと思ってもしょーたに近づいちゃう・・・」
と笑ってるような泣いてるようなそんな顔だった・・・。

「私は諦めないから・・・ぜったい」と言われた。
「もう帰るから・・・じゃあな」とだけ言って俺は
部屋を出た。ゆみも、もう何も言わなかったし
追ってくることも無かった。
まだどきどきしながらげた箱にむかった。誰もいな
かった。部活もやってなくてすごい静かだった・・・。
【学校の中なのに不思議だな・・・】と1人で黄昏れていた。
あまりにもぼんやりしていたためゆみに追いつかれた。
「まだ帰ってなかったのー?」と訊かれて「今から帰るよ」
と言うと「結局はあたしを待ってたんじゃないの?」と
笑いながら訊かれた。「ば、ばか。調子に乗るな・・・」と
言って靴を履き替えた。そして座って紐を結んでいると、
「しょーた」と呼ばれて顔を上げるとキスされた・・・。

【いやいやいやいや・・・】と思って反射的に体を離した。
「えへへ。びっくりしたでしょ?」と笑われた。
「このあほ!!」と言って俺は無性に恥ずかしくなった・・・。
「そこまで言わなくてもいいじゃん。好きなんだもん」と
済まし顔で言うので更に腹立たしかった・・・。
「そんな簡単にするもんじゃねえだろ。このやろう・・・」と
俺は怒りが収まらなかった。
「簡単?これは好きな人にするもんでしょ」と言われたので
とっさに何も言えなくなった。
「片思いなら相手のこと考えろよ・・・」と言うとあっさりと
「そんな事考えてたらしょーたとできないじゃんかー」と
言われ俺はもう何も言えなくなった・・・。

「もう、こんなことすんなよ!いい加減にしないと
 俺だってふっきれるからな・・・」と虚勢だけ張った。
嫌だったけど嫌じゃない。そんな心境だったから本気
では嫌がらなかった。(これは罪ですね・・・)
「怒らないでよ!!・・・あたしは嬉しいけどね」の一言
がぐさりと刺さった。【怖い・・・】と思ってすぐに立ち上がり
逃げるように走った。

前も書いたけど長距離ができるほど体力もなかったので
校門の辺りまで逃げると校門の辺りはまだ人がたくさん
いた。さすがに人の溜まり場と言うだけの事はあった。
さっきのことを思い出すとこんなにもたくさんの人に囲
まれるのがすごく恥ずかしい気がして俺は焦った。
がちがちに固まりながら人を掻き分けながら帰ろうとすると
ゆうに肩を叩かれた。「よ、一緒に帰ろうよ。あこ達と待ってた」
と言った。「いや、俺は1人で帰るから・・・」と言って逃げた。
あんな事があった直後にすばるに顔を合わせるほど俺は強くはなかった
し、ゆうたちにも当然見せられなかった・・・。

「ま、待てよ!!何で逃げるんだ?待ってたのに・・・」と
ゆうに止められた。奴は運動神経がいい・・・(w
すぐにあこ達もゆうの後を追ってきた。「一緒に帰ろうよ・・・?」
とすばるに言われた。思わずぐっときてしまった。
「ごめん・・・全部話すよ」と俺は今まであったことを全て話そう
と思った。でも実際はなかなか言い出せなかった・・・。
「何?何でも相談しなよ」と口々に言ってくれたのは嬉しかった。
でもそんな事をいわれたからってそんな簡単に言えるものでもない。
「歩くのやめろ。落ち着こうよ」とゆうは言った。
「そうだね。じゃあこの辺で・・・」と手頃な場所を見つけてそこに
4人でこしかけた。

「なんかあったんだろ?そんな風になっちゃうなんて・・・」
とみんなに言われた。「あったよ・・・」としか言えなかった。
「難しく考えずに話せよ。いくらでも相談相手になるよ。な?」
とゆうが言った。「そうだよ。私たちに隠す事なんてないよっ」
とすばるにも言われた。こんな風に言われるのは嬉しい。けど
同時に自分の罪でこんなことまでされるのは悪い気がしていた。
なかなか切り出せない俺だったけどみんなは黙って俺が言葉を
発するのを待っていた・・・。
「ゆみが・・・」と俺は切り出した。「ゆみ?」とゆうに速攻で
返された。「ごめん、続けて」と何か言いたそうだったけど、
こういわれた。俺はぼそぼそと出来事を話していった・・・。

「あんな、俺ゆみに好かれてるみたいで・・・」と言った。
「やっぱりそうなのか?年明けの時からおかしいと・・・」と
ゆうが何かを言おうとしたのをすばるは「静かに!」と制した。
「で、前からちょこちょこちょっかいだされててさ・・・。
 さっきも抱きつかれてキスまでされた・・・」と俺は言った。
これだけのことを言うのにすごい時間がかかった気がする。
実際「なんだ、おめぇはバカすぎるよ」と思われるかもしれない。
でも、ほんとに俺は弱い奴だったから仕方が無かった・・・。
「ほんとにそれだけ・・・?」とすばるに言われて「・・・うん」と
俺は答えた。俺は嫌われる事も覚悟したけどもう誰もそれ以上は
咎めなかった。「正直に言ってくれてよかったよ。しょーたは悪く
        ないもん。気にしないで?」とすばるに言われた。
情けないけれど俺はその時涙が流れた。でもばれるのが恥ずかしかった
のでうずくまってごまかした(w

「ま、まぁ、お前は大変だな・・・もてすぎだ」とゆうは
笑った。でも女子2人にすぐに怒られた(w
「そんな気楽な問題じゃないじゃん。真剣に考えてあげなよ」
といわれた。珍しくゆうは落ち込んでいた・・・。
「俺は・・・何度もゆみに『諦めろ!!』って感じで言ってきた。
 でも、あいつはそれでも来るんだよ・・・」と言った。
「それ言えるだけでも充分だよ。その後来るかこないかなんて
 しょーたくんがどうにかできることじゃないし」とあこは
言ってくれた。「あこは優しいな!さすがだ・・・」とゆうはマジ
になって言った。「え?そうかなぁ・・・」とあこも照れ臭そうだった。

「まぁ、しょーたも足元すくわれるようなことにだけは
 気をつけろよ。」と怖い事を言った。
「ゆみは仲いい奴多いからな。油断しないようにな」と
更に付け加えられた・・・。
「やましいことなんてしないでしょ?しょーた!!」と
ぼんやりしている俺を起こすかのようにすばるに言われた。
「う、うん。しない。約束する・・・」と言った。
「またなんかあったらいつでも相談しろよ!」とゆうに力
強く言われた。すごい頼もしく思えた。
その後は雑談しながら帰った。橋のところであこと別れた。
その時ゆうの顔が一瞬曇ったのが印象に残っている・・・。

そして俺は家についた。「早く自転車返せよ」とゆうに
言って別れた。すごいどたばたしたけれど、3人の新たな
優しさに気づく事も出来ていい日だった。
そしてそのままなんとなく日々が過ぎてついにテストになった。
今の高校では3時間ほどテストをやるってのを4日くらいにわけ
てやってるけど中学では5時間を2日に分けて行うと言う大変な
ものだった。当然俺は勉強などはしなかった・・・。
そのせいか得意な科目はまぁ答えを埋めれたけれど苦手なやつは
ほんとにとことん出来なかった・・・。

【やっぱり寂しいんだなぁ】とゆうの顔を見て思った。
楽しく話していたのにそれが途絶えて別れる、と言うのは
やはり精神的につらいものがあるので気持ちは分かった。
声を出すとバレる恐れがあったから俺は黙ってゆうを軽く
叩いた。俺なりの「明日また話せるよ」と言うサインだった
が何とか通じたみたいでまた歩き出した。
俺の家の近くにきて、普通ならゆうともすばるともここでお別れ
のはずだったけど何故か「まだ帰りたくない」と言うのでゆうだけ
帰って行った。「しょーがねーなー。あんまり遅くまではだめだからな」
と親みたいな事を言ってから(w 俺は付き合う事にした。

いきなり凄い質問をされた。
「ねぇ、ゆうってあこが好きなんでしょ」と・・・。
しかもそれは疑問形ではなくて半確信的だった。
「は?何いきなり言ってるんだよ?」と聞いても
「隠したってばれるよ。しょーたは特にね・・・」と
くすくす笑われた。【・・・顔に出てるんですか・・・】と
思った。「何を根拠にいってんの?」と訊いた。
けど、この場合こういう質問は逆効果だった・・・。
「根拠とか言うってことはやっぱり、そう?」と一転
してまじめになったので俺もつい【こいつになら言ってもいいかな?】
と思い、ついつい言ってしまった。

「うーん・・・このこと誰にも言うなよな・・・」と俺は
言ってしまった。「やっぱり・・・」と彼女自身も何かを
思ったような口ぶりだった。
「なーんだ・・・気づかれてたのか?」と訊くとやはり俺の
せいらしく、「さっきの仕草と表情でなんとなく思った」
とのことだった。やっぱり俺が悪かったようだ(w
「ぶっちゃけゆうが人好きになるのなんて初めてだろ」と
言うと「私よりしょーたのほうが詳しいんじゃない?」と
言われたのでふと回想してみた。【・・・1度も無いぞ】と
言う記憶だった(w
「せっかくゆうが自分から好きになったのに・・・でも諦めないと」
と言った。「どういうこと?それ・・・」と俺も不安げに訊いた。
すると、「あこの好きな人、ゆうじゃないから・・・」とのことだった。
「それは誰なんだよ?」と俺はすごい気になった。けど、すごい
言いにくそうだった。「これだけは言えない・・・」と教えてくれなかった。

「何だよ、つれないな・・・これじゃおあいこにならんでしょーが」
と言うと「じゃあ、言うよ・・・。あこが好きなのは・・・」と言い始めた。
俺は自分には直接は関係のないことだったけれど、思わず緊張した。
「それは、しょーただよ」と言うのに時間はかからなかった。
「はい?今なんつったの・・・」と言うと「しょーた」と短く返ってきた。
「冗談だろ・・・?それ・・・」とびびりながらもちょっとだけ嬉しいような
そんな気持ちだった。
けど、すごい罪悪感みたいなのも感じた。

「でも信じられねえ・・・」とだけしか言えなかった。
俺は自分では気づかなかったけど顔がうかれてたらしく
「ばかぁ・・・」と言われた。「なんやねん・・・」と言うと
「そんなわけないでしょ!しょーたじゃないよ」と怒った
ように言われた。
「はぁ?」と言うと「はぁー・・・」とためいきをつきながら
「まったく・・・私がいるのに嬉しいの?」と言われてしまった(w
いまだ状況を理解してなくて【???】という感じだった。
「だから、あこの好きな人はしょーたじゃないの。もう・・・」と
すごい怒っていた。「なんだ・・・びっくりした」と安心するような
残念なような気持ちだった

「何に期待したの?」と冷たく言われた。
「いや、期待してないけど・・・。びっくりしただけ」と
俺は必死で返した。
「ほんとかな?なんか嬉しそうだったよ」と心を読まれた(w
「しょーたもあこには弱いんだね・・・」としょげてしまったので
慌てて「そんなことないって。驚いただけだから・・・」とさらに
必死に慰めた。「でれでれしちゃって・・・もう」と笑われた。
笑ったので【許してくれたのかな?】と安易に考えた。
「ってか、人騙すなよ。お前の方がひどい!!」と俺も言いたい
ことを言ってやった。でもそれには返さずにじーっと見られた。
まともに目を合わせるのも恥ずかしかったし怖かったのでぷいと
そらした。「しょーたの気持ち、知りたかったもん。ごめんね」と
さっきとは打って変わって違う雰囲気だった・・・。

そんな表情とかを見るとこれ以上は咎められなかった・・・。
「おれ、嘘つかせちゃうほど不安にさせたかな?」と訊いた。
「そんなことないよ!!・・・でもたまに不安になっちゃうんだ。
 今日はゆみのことも聞いたから・・・よけいにね」と言われた。
「そっかー。でも気持ちは変わらないから。安心しなよ・・・」と
俺は勇気付けた。「でも嘘はいかんぞ、うそは・・・な」と付け加えた(w
「ほんとごめんね!!」といきなり元気になったので驚いた。
「あー・・・そんなことよりあこの好きな人教えて」と言うと、
むっとした顔になって「まだ気にしてる・・・もう諦めてよー」と言われた。
「教えたんだから教えて欲しいもん」と言ったら「そうじゃなくて・・・」
と言われてしまった。【なんなんだ?】と思った。にぶすぎた・・・

「あこより私!!わかった!?」と大きな声で言われた。
「お、おぉ・・・」としか言えなかった(w
何となくうやむやなままその日は別れた。
【でも・・・あんなこと言ってるけどほんとに俺だったらどうしましょう・・・】
と無駄な不安を抱えたままその日は寝た。

―数日後―
この日から予定表に”テスト返し”と書かれるようになった。
テストと言うのは忘れた頃に帰ってくる、と言うがそうは思えない・・・。
ちゃんとやってたら早く返ってきてほしいがために日にちを覚えている
ものだけど俺はできてないのに返ってくるのを覚えていた。
そして学校に着いた。

「あぁ、やべぇ。テスト今日返ってくるぞ」とクラスの
奴に言われた。分かりきってる事を言われるのはいらいらする
ので「わかってるっての。今更慌てんなよな・・・」と冷たく
言ってしまった。
返ってくる日の1日目は大抵「何点くらいだろう?」とかいう
話題が多い。【予想するくらいなら勉強しろっての!!】と
いつも思っていたが卒業するまでそれは言わなかった(w
ダイとはよく喋っていた方だったけど、何故かテストとかのこと
になると堅苦しかった。あんまり点数とかも教えてくれなかったし。
何から返ってきたかまでは覚えていない。
ただ、国語と英語以外は奈落の底のような点だったのを覚えている(w

まぁ、予想通りの結果だったが、恥ずかしいやら
後悔やらでいい気持ちじゃなかった。
この頃から前にも増して自分と他人を比べる奴が
増えてきたような気がする。
やはり高校などのせいだろうか・・・。はっきり言って
気分は悪かった。大事な進路に関することとは言え
周りが機械みたいになってきたからだ・・・。
そして、その日は彼女と2人で帰った。
「今日少しだけテスト返ってきたけど・・・。なんか前にも
 増して異常なほど他の奴気にする奴増えたな。
 俺はすごい胸くそ悪いんだけど・・・。どう思う?」と俺は
我慢できなくて訊いてみた。
「大事な進路だから・・・。みんながそうなっちゃうのも仕方
 ないんじゃない?私だってすごい気になるし」と怒りだけ
を感じてる俺とは違っていた。

「そうか。やっぱり他の人、気になるか?」とまた訊いた。
「気になるけどまずは自分が頑張らないと・・・」と言われた。
「しっかりしてるなぁ。俺なんて周りが嫌に思えて仕方ない
 ってだけなのに。なんかみんながばらばらになりそうだ・・・」
と言った。本当に勉強ばかりになりそうで怖かったからだ・・・。
「しょーたもがんばろ?私にできることなら何でもするから!!」
と励ましてくれた。が、俺の言いたいことはそんなことではなかった・・・。
でも、テストも悪かったし少しお世話になろうかな、と思った。
この日は2人とも働いていたから家は俺と弟だけだった。
「今日家に来る?テストも終わったし。久々にゆっくりしたいしさ?」
というと「ほんとに?じゃあ行きたい!」と言われた。

そして俺たちは別れた。家に帰ると弟が1人で留守番していた。
「おー、兄ちゃん。おかえり」と出迎えてくれた。
ちなみに、俺と弟結構はなれている。まだ小学生なので・・・。
俺は何故か無意識の内に自分の机の中からダイにもらったコンドーム
をだしてポケットにしまっていた・・・。
「今日は俺の友達の姉ちゃんがごはんつくってくれるから・・・」と
言った。いつもは作ってあったけどこの日は違っていた。
そして6時を過ぎた。すばるはきてくれた。
「しょーた、言ってたもの買って来てくれた?」と言われて俺は焦った。
「あ、忘れてた・・・ごめん」と謝った。別れる際にカレーの材料を
買ってくるように言われてた。「もー、しょーがないなぁ・・・」と
叱られた(w

「なにかごはんに使えそうなのある?」と訊かれたので
冷蔵庫の中を探してみた。
運のいいことにカレーにいるものはすべてあった。
肉がなかったけどそこはシーチキンのカンヅメでカバーした(w
「今日はごはんつくってあげるね!結構自信あるから!!」と
言われて俺はどきんとした。
でも、自分の家じゃないから勝手がわからずに結局は俺も手伝った。
そして時間はかかったが何とか完成した。
「どう・・・?」と自信満々だったわりには不安そうだった(w
別に俺は嫌いな食べもの以外はまずいと思ったことがなかったから
「お、いいんじゃない?」と言った。弟は喜んでいた。

みんな食べ終わって後片付けをした。
俺は今でもそうなんだけど食後にはすぐにガムを
噛むくせがある。(いつもではないけど)
電話があって両親とも今日は帰れない、ということになった。
電話を切った後家中のカギを忘れないうちに閉めた。
そして俺はガムをかんでいた。ついでに彼女にもあげた。
「ガム?カレー、まずかったの?」と悲しそうに言うので
からかいたい気持ちを抑えて「違うよ。いつもかんでるんだ」と
説明をした。そのまま時間は過ぎて9時近くになった。
弟はまだ小さかったので寝てしまった。「な、今日は泊まる?」
と俺が言うと驚いて「あ、時間忘れてた・・・電話借りていい?」と
言うので俺は行ってほしくなくなって抱きついてしまった。

「わぁ、どうしたの??」と戸惑った感じだったけど
突き放す事はなかった(w
「今日はぜったい帰らなきゃいけないの・・・?」とつい
訊いてしまった。「電話しないとわかんない・・・」と言う
のでとりあえず一旦離れた。「電話、いいよ」と言うと
「ごめんね。すぐ終わるから」と言って電話した。
何事かしゃべっていたけど結果的に「帰らなくてもいい」
ということになった。なぜだかしらないけどすごいほっとした・・・。
「泊まっていいって!!・・・友達の家ってことにしたけど」と
言うので「着替えは・・・ないだろ」と言うと「しょーたのでいいよ」
と笑った。風呂上りの服とは言え女の子が着てもおかしくないものを
貸してあげた。

「風呂入ってるから・・・先に入りなよ」と風呂を勧めた。
「先に入っていいの?私、長いよ?」と言われたが別に
かまわなかったので「いいよ。早く行ってきな」と言った。
そしてすばるは風呂に向かった。
【男なら覗くしかないでしょう】と思ったけれど、やはり
こっぱずかしい・・・。それでも俺は「タオルあるか?」という
言い訳を考えながら風呂場に向かった。
ぱさぱさと服を脱ぐ音が聞こえた。早くも俺は興奮していた(w
残念な事にドアが閉まっていて脱衣のところが見れなかった。
「ちぃっ!」と舌打ちをしてしまって、それを聞かれた。
「しょーたいるんでしょー?」と中から言われたが黙った(w
「いるのはわかってるんだから。一緒に入る?」と誘われた。
が、前にも書いたがそこまで人間はできていないので断った。

とりあえず俺の存在に気づかれたので隠すのは辞めた。
「ば、ばか!誘うな・・・。タオルとか教えるから一旦
 風呂にはいれよ・・・」と促した。
「そんなことしなくても今入って来ていいよ?」と言われた。
欲と恥じらいが激しく俺の中でぶつかった。
「恥ずかしいんだよ。頼むからはいってくれ・・・」と頼んだ。
「わかったー」と言って風呂に入るところのドアが開く音がした。
そして閉まった。閉まって数十秒後、俺は脱衣場に入った。
が、そこには裸の彼女がいた。俺は思わず外に逃げた(w

「か、風邪引くよ・・・」ととんちんかんなことが思わずでた。
「そんなに私を見たくないのー?」とからかうような言い方を
された。「そりゃ、見たくない事ないけど・・・恥ずかしいだろ」
と言った。「はいはい。じゃあほんとに入るから入っていいよ」と
言った。そっと脱衣場を覗いたけどほんとにいなかった。
「タオルはこの青いやつ使えよ。新品だからきれいだから」と
言うと「ありがとう。ほんとに入らないの?」となおも誘われた。
「遠慮しておきます・・・」と言うと「じゃあ、せめてそこにいてよー。
話していたい!!」と言うので俺はそれくらいなら構わなかったので
脱衣場に座った。

俺はいつもと違ってやたら口数が多かった。
それは、入りたいけど入れないと言う気持ちを
まぎらわせるというか、そんな心境だった。
「ぬるくない?」と聞いたら「大丈夫だよー」と
返ってきた。たった数十センチの壁の向こうには
見たいものがあった。でもその壁は厚かった・・・。
「しょーたー、髪洗って」と頼まれた・・・。
「おい、俺はボーイじゃないんだからな。洗えるか!!」
とつい大きい声が出た。
「えー、だっていつもはなでてくれるじゃんかー」と不服そうな
声が返ってきた。気持ち悪いと思われるかも知れないけれど、
俺は女の子の髪の毛とかを軽くなでたりするのが好きだったので
その事を言われたに違いなかった。

「あのな、お前は今裸だろ。まともにみれねえ・・・」と
自分の正直な気持ちを言った。
「しょーたになら全然見てもらってもいいんだけどなー」
と言われた。ドアを開ければ花園だった。でもいけない・・・。
「あらってくだされー」としつこく言われる。
「そんな、中学生にもなって一緒に風呂とか恥ずかしくないのか?」
と訊いたら「年は関係ないでしょ?親と入るのと違うんだから・・・」
と言われ【それもそうか・・・】と納得してしまった(w
「嫌いだからじゃないよね?恥ずかしいだけよね?」と訊いてくる
ので「そうだよ。嫌いなわけがない」と答えた。
「じゃあ、タオルいれてくれない?」と言われた。訳がわからなかったが
ほんのすこーしだけドアを開けてタオルを中に投げ入れた。

「ちょっとまっててねー」と言われた。【何すんだ?】と
思いながら待っていると「はいってきてー」と言われた。
「何度言ったら分かるんだ?俺は・・・」と言いかけると、
「タオル巻いたよ!裸じゃないから・・・あらってー」と言われた。
「ほんとだろうな?もう騙してないな?」と訊いた。
正直な話、すぐにでも開けたかったけど・・・(w
「ほんとに巻いたよ。はいってはいって!!」と言われた。
学校でもないのに「失礼します・・・」と言いながら入った。
(前に一緒に入ったことないって言ったけどこれも入ったうちにはいるのかな?)

確かにタオルは巻いていた。安心感+後悔=心情だった(w
「まってたよ。しょーたも服着てるし、これならいいよね?」
と言うので「へぇ、そうですね・・・」と緊張しながら答えた。
女の子の髪の毛ってのはほんと神秘的だと思う。
いつもさらさらだけどこのときは少し湿っていてそれでもきれい
だった。「やーっぱ女は髪きれいだね・・・」と言うのと同時に手が
髪を撫でていた。「そう?そう言われると毎日きれいにしている
         かいがあるってものだよ」と言われた。
別に女の子が自分をきれいに見せるのは普通だと思うけど、何を思った
か「俺のため?」と思わず訊いてしまった。「それが一番強いよ。
・・・好きな人には最高の自分を見せたいもん」と言われて俺はすごく
嬉しくなった・・・。

「じゃあ、もっときれいにしてあげますよー」と俺は
手にシャンプーをつけて彼女の頭につけた。
俺は男だから自分の頭は結構乱暴と言うか強く洗うけど
やっぱり女の子なので戸惑いがあった。
だから、あまりきれいにならなかったかも知れないけれど
いつもみたいに優しく撫でるみたいにゆっくり洗ってあげた。
俺は洗われてる立場じゃないからしきりに「痛くない?」とか
の質問を何度もしてしまった・・・。「大丈夫、気持ちいいよ・・・」
といわれた。手は泡だらけになった。そこで俺はシャワーをひねった。
自分が服を着ていることを忘れて、普通にあびてしまった・・・(w
そして頭の泡を少しずつ落としてあげた。髪の毛がちょっと長くて
完全に落とすのにかなり時間がかかった。「終わったよ」と言うと
顔を撫でて「ありがとう!あれ?何でびしょびしょなの・・・?」と
訊かれたけれど恥ずかしくていえなかった(w

「リンスは自分でしろよ。俺は器用じゃないからできないんで」
と言うと「わかった。ありがとう!タオルとってあげようか?」と
言ってタオルに手をかけるので俺は驚いて思わず背を向けた。
でも、さっきと違って風呂場からは逃げなかった。
「恥じらいないのか?」と訊いたら「誰にでもするわけじゃないもん」
といわれて後ろからぎゅっと抱きつかれた。
「しょーただけなんだからね・・・こんなことするのはさ」と言った。
タオルは巻いていたが体が密着してしまったため感触が妙に生々しかった。
背を向けながら「そうか・・・。そうだな。じゃああとでな」と言ってでよう
としたけれど、離してくれなかった。「どうした?」と訊いても黙ったまま
くっつかれた。しばらくそんな時間が続いた。

ちょっとばかりゆみと似たセリフと行動だったから
不思議な感じがしたがひしひしと伝わる暖かさが
すごいよかった。
「髪の毛濡れてるから早くあったまったほうがいいよ」と
言うと「そうだね・・・でも、しょーたも濡れてる・・・」と
笑われた。「あ、そうだった・・・拭いてくるわ」と言って
俺は風呂場を出た。結構長い間ふろばに入っていた気がした。
とにかく恥ずかしかったけどいい時間だった・・・。
俺はテレビの部屋にいってテレビを見ながら風呂を出てくるのを
待っていた。頭は洗ったはずなのに全然出てこない(w
【やっぱ女の風呂は長いんだな・・・】と思った。

風呂場のドアが開く音がした。俺はすぐにトイレに逃げた。
別に用があったわけではなくて真正面から向かってくるの
に対処が出来なかったからだ(w
足音がして「あれ?しょーたー?」と呼ぶので「ここ、ここ」
と言うと「トイレなの?」と言うので「そう」と答えた。
「服来たら教えて」と言った。「あ、私を見れないの?」と
笑われたがその通りだった・・・。
「あー、服はあるけど下着忘れた!だから服着れないー」と
言うので俺は一生トイレから出れない気がした(w
「ごめん、悪いけど昨日のはいて」と言った。とにかく早く
服を着てほしかったのだ。
「んー、少しくらいだからはかない」と言われた。【ノーパン!?】
と俺の中で電流が走った・・・。

「もう服着たからでてきなよー」と言われた。
俺も急にトイレの中にいるのが恥ずかしくなって
外に出ました(w
何故か女が自分の服を着ているのを見るとすごい
不思議な感じとかわいい気持ちが入り混じりました。
「やっぱり私にはちょっと大きいみたい」と笑われた。
「がまんしなよ。明日までなんだから・・・」と言うしか
なかった。
「はいよー」と返事された。部屋にあったソファーに2人で
座りながらいろいろ話してた。俺は気づくとちょっとまだ冷たさ
が残る彼女の髪を触っていた・・・。
そしてまた気づかないうちに髪から下のほうに手が伸びていった・・・

そして俺の手は彼女の胸にいっていた・・・。
「あ・・・ちょっとどこ触ってんの・・・?」と言われたが
俺はそんな言葉に耳を貸さずに揉み始めた。
「いきなりなんて・・・ずるいよっ・・・」と言いつつも少し
ずつ気持ちよくなってるみたいだった。
服の上からだったけど下着をつけてないからよかった。
俺はそのまま一心不乱に触りつづけた。ソファーにいたけれど
「ここじゃ嫌だ・・・」と言い始めるので俺も悪い気がして2階に
あがった。俺はもうベッドになっていたけど少し狭い感じがした
ので「ここでいい?」と訊くと「うん・・・はやく・・・」と急ぎたかった
ようだったから俺は上に乗っかった・・・。

俺は彼女が家に来る、と決まった時点で勝手に【この日にしたい】
と直感していた。運がいいことに月末で生理でもなかった。
だからこそ机からもゴムを出したのであった(w
今まで何度も体を触ったりすることはあった。
学校で、彼女の家で、スキー&バスの中で・・・。けど、どの場合も
心のそこから落ち着いて出来る場所ではなかった。
【自分の家なら大丈夫】と思った俺は最初から服を脱がして、そして
自分自身も脱いだ。俺は初めてだったから電気をつけた。
向こうは恥ずかしいせいか「電気消してほしい・・・」と言ったけれど
勝手が分からない俺は「初めてだからさ・・・暗いとわかんない」と素直に
言うと「そうだね・・・じゃあ消さなくていいよ・・・」と向こうも承諾して
くれた。そして俺はそっとキスをした。

既に俺も向こうも上は裸だったから、俺はキスをしながら
今までとは違って強めに胸を揉んだ。
揉むと同時にゆっくりと胸を見てみた(w
いつも隠してあるせいか、色は白く、先っぽはピンク色だった。
俺はいつもエロ本で茶色ばかりを見てきたから今改めてじっく
り見てみるとすごい新鮮な光景だった。
あまりに眺めすぎたせいか「あんまり見ないでよぉ・・・」と言われて
しまった(w
「今までゆっくり見れなかったからな・・・いいじゃん」と言うとすご
く顔を真っ赤にして強引に俺の頭を胸に押し付けてきた・・・。

【ぐふ】と思ったがやはり見られるのは恥ずかしかったのだろうか・・・
でも、すぐに力が抜けていたので俺は体勢を立て直して再び揉んだ。
そして右側を咥えた。そしてそのまま吸う。
「あっ・・・」と短く喘いだ。今までも何度も聞いてきた喘ぎ声だ。
でも・・・これほど落ち着いて聞いたことはなかった。俺はすごい愛しく
思えてたまらず手と口に力がこもった・・・。
もう口の中のものはぴんぴんに立っていてかたい。
揉んでいる方もそんな風になっていた。「恥ずかしい・・・」とも言うが
体のほうは正直だった・・・。
「・・・恥ずかしいくせに体は素直だな」といじわるっぽく言った。

「あはは・・・そうだね。もっとしていいから・・・」と
弱々しく言った。だがそれは俺のアタマを刺激した。
吸うだけじゃなくてちろちろと舌を転がす。
俺はあめを想像していた。あめと思えば自然に舌も動く(w
いつまでも胸を触っていたかったが、向こうの身になると
そればっかりってわけにもいかない。
この辺は初めてにしては冷静だったと思う(w
前はやらなかったが胸の辺り、お腹の辺りと体のあちこちを口で
つっつく。触れるたびにぴくぴく動いていた・・・。

【すげぇな・・・こんなに小さく動くんだな・・・】と
初々しい体験に俺は驚くばかりだった・・・。
そしていよいよ一番大事なところにきてしまった。
やはり、ここは今までとは話が違う。今まで通りに
すんなりといくことができなかった。
時間稼ぎと言うと、聴こえは悪いかもしれないけれど
ほんとにそういうことをしてしまった。太ももの辺りを
さすりながら俺は深呼吸をしていた(w
でも、視線を降ろすとまんこは少し濡れていたようだった。
「濡れてる・・・」とぼやくと「えっち・・・」と言われた。
前に一番感じるところを教えてもらったのでそこをさわると
すごい大きな声をだした・・・。親がいなくて良かった思う・・・

興奮に好奇心も加わってしつこくさわった。
さっきと違って大きな動きと声だった。
でも、その喘ぎ声がたまらなくかわいかった・・・。
「ね・・・指、いれていいよ・・・いれて・・・」といれる
ことを強制されるような言い方をされた。
【こんなとこに指入れていいのか!?】と思った。
触っただけならまだしも入れたら痛そうに思えた。
「痛くないの?いれても・・・」と俺は質問する。
「痛くないよ・・・でも強くはしちゃだめだから・・・」と
教えてくれた。「わかった・・・いれるよ」と言った。
ゆっくり指を突っ込む・・・。ぬちゃっと嫌な音がした・・・。

「うわ、なんだこれ・・・びしょびしょじゃんか・・・」と
今思うとすごく悪い事を言ってしまった(w
「しょーたが悪いんでしょ・・・」と真剣に叱られた。
「ごめん、でも、これは悪いことじゃないよな・・・?」と
情けない質問ばかりしてしまった。
何も返事は返ってこなかった。【ごめんなさい】と何故か
謝っていた。俺は中指をまたまんこにいれた。
そしてゆっくり出し入れをする。「くっ・・・はぁ・・・」と
喘ぐ。すごいいいとおもった・・・。俺は相手を気持ちよくさせる
というよりもこの声が聴きたいがために弄りまくってしまった・・・。

当時のあなたへ。ごめんなさい・・・

俺の指は愛液でべっちゃべちゃだった・・・。
俺はもうこの頃から既にこの液が大好きだった・・・
初めてのくせに俺はまるで慣れたような感じで、
「これ・・・濡れてこんなになってる・・・」とみせた。
「うん・・・うん・・・」と言うだけなので俺はつまらな
かった。が、気持ちは体が教えてくれたので悪くはなかった。
調子に乗った俺はクリを舐め始めた。足がきゅっと締まった・・・。
俺は足に挟まれてびっくりしたけどそのまま続けた。
「そこだけは・・・がまんできないっ・・・」と彼女が言った。
でも、この前とはちょっと違って固くて、しかもちょっと大きな
感じだった・・・

「あのさ・・・クリがこの前と違うんですけど・・・」と
俺は訊いた。よく考えれば萎える質問だったに違いない(w
すばるはわざわざ体を起こして自分のを見てからこう言った。
「だからー・・・気持ちいいからなの・・・続けて・・・」と言った。
やはり怒っていた。その怒りに俺はちょっとびびって謝った。
ぺろぺろとゆっくりなめる。そのたびに「いやっ・・・」とか
喘ぐ。声が大きいのでそれほど俺は萌えなかった・・・。
さんざん弄りまわしたせいか、もうぬるぬるになっていた。
俺は情けないことにこのときはまだ仮性野郎だった。
でも、今日は最後まですると誓ったのでやるしかなかった・・・。

「ゴムならある。つけてくれない?」と案外冷静に言えた。
「私がつけるの?いいよ・・・」と言ったのでゴムを渡した。
だが、いざ見せるとなるとやはり迷いは生じる、が、そんな
臆病な自分とはとっくにグッドバイしていた(w
「ほい・・・」と言って自分のを見せた「あっ!大きい・・・」と
すごい驚いていた。勃起してるのなんて初めて見たのだろうと思う・・・。
「さわっても痛くない・・・?」と不安そうに訊かれた。気持ちはよく
わかった。さっきの俺と同じ気持ちだったに違いなかった。
「大丈夫!がまんするから・・・」と言った。痛いと言うよりも、しみる
というか何と言うか・・・。まだ衝撃には弱かった。
自分で触るときは加減を知っていたからまだ衝撃はがまんできたが、
なんせ相手は初めての女の子。ぎゅっと握られた俺は思わずうめいた(w

さっき「がまんする」と言った手前、情けない声はだせなかった。
思わずベッドの床をばんばんと叩いてしまった。
あまりに痛いと声が出なくて動く、そんな感じだった・・・。
このリアクションに流石に気づいたらしく「ご、ごめん・・・大丈夫?」
と訊かれた。「いや、これは俺が悪いんだ・・・気にしなくていいよ」と
自分の成長のなさを恨んだ。でもすばるはすっかり落ち込んでしまった。
「ば、ばか・・・大丈夫だって。これだってこんなに元気なんだから・・・」
と自分のを見せた。痛いのにすごく元気にたっていた。

「でも、ここって・・・こんなに固くておっきいんだ・・・」と
すごい驚いていた。けど、見るだけであって手では触って
くれなかった。さっきの俺の反応を考えると触れなかったのだろう・・・。
「早くつけないとしぼんじゃうんだけど・・・」と俺はまだまだしぼむ
心配はなかったけど触らせるように言った(w
「けど・・・さっき痛そうだったよ?大丈夫なの・・・?」ととても不安そう
だった。「ちょっと刺激強いけど触ってもらえないほうが嫌かな」と
言った。「わかった・・・痛かったら言ってね」と言って恐る恐る俺のものに
ふれた。「言ってくれ」とは言われたけどもうそんなわけにはいかなかった。

自分もゴムなんて今日が初めてだったし、向こうも初めてだった
と思う。だからなかなかうまくいかなかった・・・。
けど、そんな手つきがこの上なく幸せに感じた。
自分でしこるのとは違ったけど、ゴムをつける時点で刺激があった。
なんかぎこちない手がやらしくて気持ちよかった・・・。
もしこれが長く続いてたらもしかしたらイっちゃってのかもしれない・・・
とにかくゴムはついた。これでいれる準備はできた・・・。
「ありがとう。これでもういれてもいいよな・・・?」とどきどきしながら
訊いた。「う、うん・・・いれて・・・」と言った。
けれど、足を閉じてしまっていた。「閉じちゃだめだよー」と言うと
「な、なんか急に怖いし、恥ずかしくなってきた・・・」とすごい怖がっていた。

【そうか・・・処女ってのは痛いんだっけ・・・】と俺は
思い出した。男の俺にとって処女の気持ちは分からない。
ましてや、今からその痛みを味わうことになる彼女は俺の
何倍も怖かったに違いなかった・・・。
「怖いよな・・・。けど、俺は今日したいんだ・・・」と自分の
欲だけを言ってしまった。もちろんここまで来たら後戻りは
できなかったからだ。
「怖いけど・・・いつかはするんだよね。わかった・・・」と彼女も
同意してくれた。けど、長い間ゴムつけに時間を使っていたから
あそこは乾いていた。濡らさないと痛い、と訊いていたので俺は
またあそこを舐めたり弄ったりした。
恐怖でいっぱいだったであろう、彼女にとっていきなり触られたのが
意外だったらしく、「あんっ・・・そこは・・・」と喘ぎだした。

「私なら痛くてもがまんするから・・・いれていいよ・・・」と
言われたから「濡らさないと痛いんだろ・・・あせっちゃだめだ」と
俺は冷静に対処することが出来た・・・。
「そっか・・・そうだね。ありがとう」と遠くなるように言った。
丹念に責めるとまだぐっちょり濡れてきた。
もう自分のほうは準備は出来ていたから膝を付いた。
けど、どこに入れればわかんなかった・・・(情けない・・・)
「えっとー・・・どこにすればいい?」とここに来て質問してしまった。
「ここだよ・・・がんばってね・・・」と何故か応援された・・・
【痛いのをがまんするのはお前だろ・・・】と思ったがとにかく俺は指示通り
に先を持って入れようとした。
「い・・・」と言って足を閉じられた。「ご、ごめん・・・」と反射的に謝った。
「あ、ごめん・・・もうがまんする・・・はやく・・・」と頼まれた。
けど心配で心配で仕方がなかった。【痛い思いさせたくないよ・・・】と思った。

でもためらっていては進まないし、ここまで着て戻れない。
けど、少し入れるだけで痛いらしくて全然進まない。
「痛いんだろ?体が反応しちゃってる・・・」と思わず出てしまった。
「ごめん・・・痛い。一気にしちゃうほうがいいのかな?」と言われた
けどそんなの男の俺が知るわけがない。
「濡れてないのかなぁ・・・」と訊いてみると自分で触って、こう言った。
「濡れてると思う・・・。たまにするけどこれくらい・・・」と答えた。
情けないことだけど俺は涙が出てきた。自分の学習のなさとかそういうのが
すごいイヤになった。「誰だって痛いと思うよ・・・しょーたは悪くない。
           ゆっくりしていこ・・・」と励ましみたいなのをされた。
そう言うすばるも泣いていた。何故泣いていたのだろうか・・・。
「・・・痛くてもおもいっきりやっていい?」と敢えてきつめに言ってみた。

「しょーたなら・・・いいよ。もうがまんする・・・」と
何度も訊いたがまた言われた。
その言葉に俺は勇気づけられた。【やるしかない】
この思いでアタマはいっぱいだった・・・。
「ほんとにいくからな・・・」と短く言って俺は入れた。
相変わらず足を閉じようとしたけどひどいと思いつつも
それを開いて一気に中に入れた・・・。
「痛い!!」とすごい大きな声出言われて俺はびびった・・・。
「ご、ごめん・・・でも、はいった・・・」と俺は入れながら言った。
「うん・・・入ってるのわかるよ・・・でも痛い・・・」と言われた。
エロ本ではこの後だしいれしまくってたが俺には怖くて出来なかった。
「あのさ・・・ずぼずぼは・・・できない。ごめん」と謝った。
「入っただけでも嬉しい。ありがとうしょーた・・・」と泣かれてしまった。
痛いから泣いたのか・・・それは俺には分からなかったが何故か俺は嬉しかった・・・。

俺は処女膜ってのは本当に膜だと思っていて、
それを突き破ると中に溜まってる血がでる、と思ってた
(一応、処女は痛い&血が出る、ときいていた。情けないw)
俺が鈍いせいかもしれないけど破った感触はよくわからなかった。
でも、血はかなりでた。場所は俺の寝ているところだったので
シーツが汚れてしまった・・・。
動きはなかったけれど、暖かかった・・・。なんとも言えない熱さだった。
情けないことにそれだけで気持ちよくなってしまってでてしまった・・・。
俺はゴムの中が気持ち悪くなったから急いで抜いた。
「あーあー・・・でちゃった・・・」と言うと「え、みたい・・・」と言うので
ためらいつつも見せてあげた・・・

俺自身この精液ってのが大嫌いなんです。臭いし気持ち悪い・・・。
それは昔から思っていたので見せるのには抵抗があった。
【こんなもん見せたらひかれちゃうだろうな・・・嫌われるかも・・・】と
思った。実際それほど強烈なものだと思うから・・・。
「あ、中に入ってるね。でも、よくわかんないよ・・・」と言うので
俺は困ってしまった。俺はそんなの見せたくもないので話題を変えた。
「お前、体は大丈夫?もう痛くない?」と訊くと「痛いし、なんか頼りない・・・」
と俺にとって訳のわからない事を言われた。
「でも、すぐ治ると思うよ!!それよりそれみせてよぉー・・・」と強請った。
俺はすごく躊躇したけど自分の手につけてみせてあげた・・・

「はい。でも臭いから顔近づけない方がいいよ・・・」と言った。
「そうなの?あっ・・・ほんとだ・・・」と言って遠ざかれてしまった(w
確かにそうなる気持ちもわかったがやはり俺はショックだった・・・。
「そんなに逃げなくてもいいじゃんか」と俺はつい言ってしまった。
「ご、ごめんね・・・。でもすごい匂いだったから。でもこれもしょーた
 の1部なんだよね?そう思うようにする!!そうすれば好きになれるし」
と言ってくれた。【逃げられたまま言われても説得力ないなぁ・・・】と
ぼんやり思った(w
「あー、ばっちぃ!!」と俺はティッシュですぐに拭いた。
「なんか、本と違ったけど・・・はいったことははいったな・・・」と俺は
独り言のようにぼやいた。「本って・・・?」と訊かれたので返事に困った(w

「あ、いや、何でもない。もう寝ようよ・・・」と俺は言った。
が、終わって雰囲気が和んだせいか逃がしてはくれなかった・・・。
「本って何?隠さないでいってよ!!」と怒られた。
俺は何も答えずにふとんをかぶった。行為の最中はそれなりに
気が集中していたけど終わってしまうと部屋の寒さが身にしみた・・・。
「おやすみ。ここでいいから早く寝なよ」と言ったがふとんをはがれた。
「教えてくれるまで寝かせないから・・・」と言われた。
裸でそんなことを言われた俺はものすごく興奮した。が、下半身は
そう反応しなかった。さっき出したばかりだからなのか・・・。

「そんなの・・・気にするな。明日一応学校なんだぞ・・・」と
言ったが、それも通用しなかった。
「いいもん。明日休むから。教えて!!」と言われてしまった・・・。
【休まれちゃこっちが寂しいじゃん】と思った俺は「休まないなら教える」
と言った。「わかった!!休まない!」と言われた。
【やれやれ・・・】と思いつつ「こういう日が来ると思ってたからさ・・・。
えろい本買って少しでも勉強しようと思った。前にお前の家でビデオ
見ただろ?あれもそうなんだ」と自白した。
なんとも情けない話だったから言うのも恥ずかしかった。
俺は恥ずかしいのでふとんをかぶってまるくなった。すすり泣きが聴こえた・・・。
「しょーた・・・そんなにえっちなことばかり考えてたんだ・・・」と言うので
「えっ、違うけど・・・。やっぱり少しは知っておかないと・・・」と言った。
「ふふ、うそだよ。ありがとう・・・そこまで考えててくれたんだね・・・」と
泣かれてしまった。

泣かれるとは思ってなかったので俺も戸惑ってしまった・・・。
「あー・・・別に泣くことじゃないでしょーが」と言うと、
「だって、こんなにまでしてもらったら幸せだよ?」と言われた。
「そ、そう?そう言われるとやってよかったと思うけど・・・」と
言うと「大好き!!」と言われた。ふとんをかぶっていなかったら
恐らく抱きつかれてたに違いない・・・(w
「はは・・・。じゃあ今日はもう寝るぞ。おやすみ」と言って俺は電気を
消した。「手、繋ぐのいや?」と訊かれたので俺は眠いせいもあって
言葉はださずにそっと手をだした。その手をぎゅっと握られた。
眠いけど寝れない。そんな夜だった。気づくと隣ではすぅすぅと寝息
をたてていた。【・・・明日休みならいいのに】こう思いつつも俺も眠った。

【眠いのに・・・起こすなよ】朝は目覚ましに対していつもこう思う(w
けど、この日は時計ではない。起こしてくれたのは裸の女の子だった・・・。
「朝だよ、学校あるんだから!!起きて」と言われた。
【朝っぱらからいいものみれた・・・】と思った直後俺は鼻血が出た。
「ち、ちょっと!大丈夫?」と言ってティッシュを渡してくれた。
急いで丸めて鼻に詰める。「最近鼻血がよくでるんだ」と笑った。
「あ、別にえっちな事考えてるわけじゃないから。怒るなよ?」と
冗談のつもりで言ったが「そんなに魅力ないのかなぁ・・・」としょげ
られてしまった。「え?充分刺激的ですよ・・・」と答えると喜んでた(w

時間は5時過ぎだった。「なんか、今日は早すぎるんだけど・・・」
と言うと「ごめん。家に制服とか取りに行かないと・・・」と言われた。
「あ、そうだったな。制服ないもんな・・・」と思い出した。
鼻血は止まってなかったが俺は下へ降りた。
俺は寝起きが悪いのでベッドにいるとまた眠ってしまうからだ・・・。
「ねぇ、お風呂・・・入っていい?」と訊かれた。
俺は朝に風呂なんて入ったことがなかったので驚いた。
「朝から入ってるの・・・?」と訊くと「・・・うん」と返ってきた。
「別にいいけど。早めに出て髪とかしっかりかわかせよ」と言うと
「うん、わかった。ありがとね」と言って風呂場に行ってしまった。
俺はまだまだ時間があったけど制服に着替えた。
そして風呂場にいる彼女に向かって「コンビニ行ってくるから・・・」
と言ってコンビニに向かった。そこでパンとおにぎりを買った。

家に帰るとすでに風呂から出ていて髪を乾かしていた。
何故か【ちっ・・・】と思ってしまった・・・(w
「朝ごはん買ってきたぞ。好きな物食べなよ」と言って
ふくろを差し出した。
女の子の朝の髪を整える姿なんて初めて見る。
おにぎりをかじりながらぼんやりと見入ってしまった・・・。
「どうしたの・・・?」と訊かれた。それほど見入っていたのだろう(w
「いやー、なんか新鮮なものだなぁ・・・なんて思って」と言うと笑われた。
「パンだけは残しておいてね」と言われたので「はい・・・」と答えた。
ごはんもハミガキも終わっていつもより相当早く家を出た。
いつも通りに学校に行こうとして、「今日はこっちだってば!」と腕を
引っ張られた。

「あ、制服取りに行くんだな・・・」と思い出して俺たちは
彼女の家に向かった。
そして彼女が制服を家の中に取りに行った。
窓から顔を出して「着替えるの見たい?」と訊いてきたので
俺は黙って目をそらした。
しばらくすると出てきた。なんか昨日見たばかりだったのに
妙に制服が似合ってる気がした・・・。
「もー、せっかく訊いたのに無視するんだもんなぁ〜・・・」と
ちょっとがっかりしていた。【ざまあみろ】って言うのが正直
な気持ちだった(w
そしてそのまま学校に向かった。自分たちなりに時間は考えた物の
やはりいつもより早くて、久し振りに1番についた。

「んー、やっぱり早かったみたいだね。ゆっくりできる〜」と
すばるはのびをしながら言った。
「あぁ、そうだな。・・・でも早すぎだよな・・・」と退屈になりそう
でちょっと嫌になった。
「あー、なんかね・・・昨日からなんか足元が頼りないんだ」と言った。
足元と言ったが恐らくは股のことを言いたかったに違いない。
でも、さすがに女の子が”股”なんて言えるわけがない(w
「そうなのか?昨日ってのはヤってから・・・だよな?」と訊くと「うん」
と言った。【やり方まずかったのかなー・・・】と不安になった。
「ごめん、俺が無理にしたからだよな?」と訊くと「そんな、悪くない!」
と言われた。「たぶん私だけじゃないと思うよ。こんなになるのは・・・」と
言われた。それでも俺は不安だった。こんなことは誰にも言えないことだった
し、体験したやつの話も知らなかったからだ・・・

えっと、この後しばらくは平凡な日が続きます。
テスト返しなどはありますが特に面白くないと思うので・・・。

―数日後―
俺はとある本で「女の子もオナニーをする」と言うことを知った。
ちなみにこの日まで俺はまだ1回しかしてなかった・・・。
【女もオナニーするのか・・・】と俺は驚愕した。男がやるのは当然
知っていたし、自分も実際にやっていた(w
なんか、女のするところを考えるとものすごく知りたくなってきた。
【でも・・・こんなこと訊けるわけがないな】と思った。こんな事を
訊いては俺は変態になってしまう。かといって男に訊いてもどうし
ようもないし、男同士でもこんな話をするのは嫌だった。
本とかで見てみようと思ったけどオナニーばかりを載せている本など
見つからなかった。(実際あるのか?そんな本・・・)

けど、知りたくなったことはとことん知りたい。
ぶっちゃけ本物のエッチよりも自慰の方が興味があった。
仕方なく俺は恥を捨てて彼女に訊くことにした。
学校で訊くのもなんか変だったけど電話だと絶対に言えなさ
そうだったから結局学校で訊いてみた。
「あ、あのさ・・・ちょっと来てくれない?」と俺は授業の間の
短い休み時間に彼女を呼んだ。
俺から呼ぶのはやはり珍しかった。彼女もいくぶん緊張していた(w
切り出すのは案外簡単だった。「お前、自分でしてる?」と・・・。
「え?何をしてるの?」と素で返された。
「んーと・・・おな、がつく言葉・・・」と俺は言った。今はこうして平気で
”おなにー”などと書いているが実際口で言うのは恥ずかしいものだ・・・(w
本当に気づいてないのか、それともわざとなのか、ここまで言っても「?」
って感じだった。「だから!!・・・おなにー・・・してるの?」と訊いてしまった。
始めの勢いがどんどんなくなっていった自分が情けなかった・・・

「ちょっと・・・何きいてんの・・・」とかなりひかれた(w
まぁ、当然と言えば当然かも知れないけど・・・。
「いやー、なんか気になって・・・男がするのはわかるけど。
 女もするって知って、すごい気になるんだよー」と言うと
「そんなことに興味持たなくても・・・」とすごい恥ずかしそう
だった。顔は真っ赤でいつもの明るさもちょっとなくなっていて
もじもじしてるというか・・・そんな感じだった。
そんな様子を見るとさすがの俺でも【してそうだなー】とつい
笑ってしまった。「なんで笑ってるの・・・?」と訊かれてしまった。
「なんか・・・お前怪しいよ」とつい言葉に出てしまった。
「そんなっ・・・私そんな恥ずかしいことしてない・・・」と言った。
別に疑うつもりとかそういうのはあまりなかったけど素でこう言ってしまった。
「してないのに恥ずかしいとかわかるんだ・・・?」と。
「え、んーと・・・なんとなくそう思った・・・」と言ったが【してるんだな】と
確信した。

「もうわかったよ。お前もしてるんだろ?隠す必要はないよ」
と俺なりに白状しやすくしたつもりだったけど効果はなかった。
「してない!!してないもん・・・」と。俺は何となくこんな素振り
を見せられるのが好きだった(まさかSなのだろうか? w)
「ごめん。でもからかってるんじゃなくてまじめに知りたかっただけ
 でも、そんなに怒るなら訊かない方が良かったな。ほんとごめんな」
と俺は謝った。すると「んー・・・恥ずかしいからむきになっちゃった・・・
           私も悪かったね。ごめん」と謝られた。
俺は謝られたので調子にのって「あー、やっぱしてるん?」とまた訊いて
しまった。でも、怒られることもなく返事もなかった。
「・・・どうした?」と訊くと「私ってエッチだわ・・・」と言って教室に
行ってしまった。タイミングよくチャイムがなったので俺も戻った。

俺はその時の授業の時間は卑猥な事ばかり考えていた(w
【女ってどういうおかずでおなってんのかなぁ・・・】などなど・・・。
本屋とかそういうところにだって女の裸の本はあるが、逆のは
ない。【おかずもなしで出来るのだろうか・・・】と俺は男のくせに
女にちょっと同情みたいなのをしていた(w
何気に彼女の方に視線を送ると一応はノートとか取ってる様だったが
なんとなく落ち着いてなかった。これまで授業中に何度か目があった
こともあった。俺は恥ずかしくなってすぐにそらしていたけど・・・。
このときは一向にこっちを見ることはなかった。そして授業は終わった。
何か、ものすごく悪い事をしてしまった気になって、俺は終わった後に
すぐに話し掛けに言った。彼女はふせてしまっていた・・・。
声をかけると顔を上げたので安心した。「まだあの事気にしてるの?」
と俺が訊くと「しょーたのほうが気にしてるんでしょ・・・」と言われた。

「そりゃ・・・まぁ、気になるわな。何をおかずにしてるのか・・・」
と俺は言ってしまった。女子におかずなんて言っても通じるわけがない(w
「おかずって・・・?」と訊かれた。「おなるときのネタみたいなもの」と
答えた。「私の場合は・・・いろんな事考えるよ・・・」とぼそっと言われた。
なんかそれを聞いたら質問責めにしたくなって、俺は腕を引いて廊下にでた。
引っ張っていっても拒否しないし、まさにされるがままに俺に引っ張られてきた。
なんか、静かだったけどえろい雰囲気が漂っていた。いつもの特有の・・・

「・・・やっぱお前もおなってんだな?」と俺は静かに訊いた。
「・・・うん。でも、いつもしてるわけじゃない!!」とその辺りは
はっきりと言われた。何故か【やった!】という思いがあった(w
「やっぱ女も男みたいにするんだなぁー」と思わず出てしまった。
「男の子もやっぱりするの?・・・なんか恥ずかしいな」と言われた。
えろい意味の興奮ではなくて何故か俺は興奮した。知らなかったもの
を知った、ということとその神秘的なことを自分の彼女がしていようとは。
そんな思いがあってすごいどきどきしてしまった・・・。
「何を考えてやってるんだよ?」と訊くと「それは・・・言いたくない!!」
と激しく拒否をされた。こんな事を言われると知りたくなるのは人間の性で
ある・・・。おれはなおも食い下がろうと思った・・・。

「じゃあさ?その・・・考えてることは恥ずかしい事なの?」と
まずは小手調べと言うか、ソフトな質問をしてみた。
「恥ずかしい事だよ・・・」と返ってきた。「やっぱ、えろいこと?」
と訊くと「・・・うん」と言う答えだった。
俺はおかずも気になったが女はどこをいじって気持ちよくなってるかが
まだわかんなかった。男はいじる場所はあそこしかないが(w
「おかずは、まぁ、おいといて・・・。どこをどうやってやってるの?」
と訊いた。異常な興奮を抑えて自分なりに控えめに質問したつもりだった。
「そんなこと訊いてどうすんの・・・?」とちょっと怒った言い方をされた。
「どうするって・・・知りたいだけ」と俺は答えた。「まじめに訊いてるのに」と
言われた。【どう答えればいいんだよ・・・】と俺は思った。

「まぁ、色々言ったけど結局はお前のこと知りたいんだ」
とこの時点で喜んでもらえそうな風に言ってみた。
「ほんとに、そう思ってる?」と言われた。そんな真剣な
目で言われた俺はすごい悪い気がした・・・。
【心からそう思ったわけじゃないのに・・・】と。
でも、「うん、そう思ってる。まぁ、変な質問してるんだけどな」
と言った。すると、「じゃあ教えてあげるよ・・・」と言われた。
「なんか、好きな人にやらしいことされてるの考えてる・・・。
 それで、胸とかあそこ揉んだり触ったり・・・してるよ・・・」と
すんごく恥ずかしそうな様子で教えてくれた。もっと具体的に知り
たかったが、なんか申し訳なさそうだったからやめた。
ただ、これだけは質問した。「好きな人ってのは・・・俺?」と。
「そうだよ。ずっと前から・・・しょーた・・・」と言われた。
【・・・アタマの中で俺はどういう扱いされてるんだ?】と思った(w

悪いとは思ったが、俺はもっと訊いてしまった・・・。
「そういうのは毎日してるの?」と訊くと「違うよー」
と言われた。「週1くらい?」と訊くと「もっと・・・多いかな」
と言われた。恥ずかしい話だが、俺は2日に1回はしていた。
「じゃあ、2日に1回くらい?」と訊くと「したくなったらする・・・」
と答えた。【そりゃーしたいときにするもんなんだけどな・・・】と思った(w
「やっぱ、自分でするの気持ちいい?」と訊くと「うん・・・すごく気持ちいい」
と言われた。俺は、”気持ちいい”と女に言われるとすごい興奮する(w
だから、この時もおもわずポカーンとしてしまった。

「なんか・・・お前ってやらしいんだな・・・」と思わず口に
でてしまった。だが本当にそう思った。
俺は今まで自分がするときは本とかそういうのばかりを
おかずにしてきたが、自分のクラスメイトとかそういうの
をおかずにしてるなんて・・・ほんとにえろいと思った。
「でも・・・よく俺なんかでできるな。俺の何を考えてるの?」
と訊いた。「それは・・・ほんとに言えない。ごめん・・・」と
言われた。別に悪いとは思わなかったから許した。
「でもね・・・しょーたにされてるーって考えるだけでほんとすごい・・・」
と言った。【・・・俺の想像を越えた未知の世界なんだなぁ・・・】とじんわ
り思った・・・。

俺はにぶちんなので雰囲気をぶち壊す事を言ってしまった。
「まぁ・・・えろいこと考えてここ、濡らしてるんだろ?」と。
「ごめん・・・」と謝られた。「そ、そんな謝るな・・・」と
反射的に言ってしまった。【こんなこと冗談で言えないな】
と俺は学んだ。「でも濡れるよ・・・すっごくね」と言われた。
自分でおなられてると言うことに関しては文句はなかった。
むしろ嬉しい。そこまで好かれてるんだなーって思う。
いけないことを知ってしまったようだが俺は満足した。
「授業・・・行くか」と静かに切り出した。が、この次は給食だった。
それは色んな教室から出てくる当番が目に入ったから気づいたのだ(w

「あ、給食だった・・・」と俺は恥ずかしくて笑った。
が、何故か彼女はうずくまっている。
「どうしたん?」と訊くと「変なこと考えちゃう・・・」と
言い出した。その様子と言葉から俺はすぐにわかった。
【やばい・・・えろモードになったのか・・・」と。今も昔も
何となく前兆はわかる。この時はそうなったので焦った・・・。
「大丈夫か?今は・・・がまんしろよ!!」と俺は必死になって
モードを解除しようとした。
運のいいことに「う、うん・・・やばかったぁ・・・」とすぐに
普通になった。俺は心から安心した。
下手をすればずっと前の教室の出来事になっていたかも知れなかった。
(と、言うよりなってた・・・)

楽しいはずの給食の時間も俺は落ち着かなかった。
まぁ大丈夫だろう、とは思っていたが油断すると
またやばくなってしまう・・・。そんな不安な気持ちで
いっぱいのままの給食だった。
黙らせると再発してしまうので俺はいつもより積極的
に話し掛けた。いつもとは違う俺の接し方に向こうは
喜んでくれていた様だったけど俺はそんな余裕はなかった(w
そして、給食が終わった後、ゆうに「なんか今日はよく喋ってたな」
と笑われた。「俺だってそういう日はあるよ」と答えたが
【そんな日はこういう時以外ないんだよな・・・】とひっそり思った。
そんな俺の気持ちを知らない彼女はとても嬉しそうに友達と喋っていた。
俺はそんな姿を見てほっと安心した・・・。

その日の昼休み。俺は敢えて彼女から身を隠す事にした。
さすがに俺がいなければ変な気持ちになることはない、
とそう思ったからだ。
給食の後のあいさつをするまでは部屋から出てはいけなかった
ため、早くあいさつをしてほしかった。
そして、あいさつも終わって休み時間になった。
そっこーで俺は部屋を出ようとしたが・・・あこにつかまった。
「しょーたくん、昼休みあいてる?」と訊かれたのでとっさに
俺は「委員会が・・・」と嘘をついてしまった。
【素直なあこに嘘ついちゃったよ・・・】とものすごい罪悪感を
感じた。「あ、ほんとは何にもない。何で?」とすぐに言い直した。
「あ、もしよかったらトランプでもしようかなーって思って」と
言った。俺の学校は厳しかったが何故か休み時間のカードゲーム類は
許してもらえた。

「トランプか・・・。いいよ」と俺は答えた。
俺は結構トランプ好きだし、別に予定もなかった
ので参加する事にした。
メンバーは俺と仲が良い3人だった。
「・・・何すんの?」と言うと「肩ならしにばばぬきでもするか」
とゆうが言った。ばば抜き・・・運だけがゲームを左右する。
俺はあんまり面白いとは思わなかったが多数決でこれをやる事に
決まった。所詮は運ゲーなのでみんな勝ったり負けたりだった。
しばらく遊んでるうちにすばるの様子がおかしい事に気づいた。
それは、俺だけが感じ取れるあの前兆だった・・・。

みんなの前で言うのはさすがにちょっとためらったけど
俺はすばるを誘った。「ちょっとこっちにきてくれないか」と。
あこもゆうも何も言わなかった。まさかバレてるとは思わなかったが
不審な俺に何も言ってこなかったのはありがたかった・・・。
廊下までは自分の足で歩いてきたけれど、廊下にでて人が少なくなった
瞬間によろけはじめた・・・。「お、おい・・・大丈夫か?」と本気で心配した。
ただの前兆かと思ったがふらふらするのをみるとマジでやばい気がした。
「ね・・・したくなっちゃった・・・」と彼女が言った。
不安でいっぱいだった俺はとっさに何のことかわからなくてつい訊き返した。
「何したいんだよ・・・?」と。「言いたくないこと・・・」と言ったので俺は何が
したいのかがわかった・・・。

「そんなこと言われてもな・・・どうすればいいんだ?」と俺は
焦りながらも質問をした。「誰もいないとこ行きたい・・・」と
言い出した。「そんなこと言ったって・・・そんな場所ないぞ・・・」
といった。が、人が少ない場所はあった。
それは3階のトイレであった。ここは高いところで行くのも面倒
だったし、音楽室とかしかなかったから授業さえなければ無人だった。
俺はしたことはなかったけど、大のほうをする奴も多かった・・・。
「そこまで・・いけるか?」と訊いたがもう完全にやらしくなっていた。
俺は半ば強引に腕を引いて3階まで連れて行った・・・

男子トイレだとほんとにうんこをする奴が来るかも知れない、と
思った俺は女子トイレに入った。女子トイレなんて掃除のときに
洗剤を借りるとき位しか入らなかったからさすがに恥ずかしかった(w
「おい・・・ほんとに大丈夫か?」と訊くとそれを無視して「誰もいない?」
と訊かれた。俺以外は誰もいなかったので「いない」と答えた。
「そっか・・・我慢出来なくなっちゃった・・・」とちょっぴり笑ったような感じ
だった。「ほんとにこんなとこで・・・するのか?」と俺は気になった。
「うん・・・しょーたに見てもらいたくなっちゃったし・・・」と言われた。
嬉しいような恥ずかしいような・・・そんな気持ちだった。
俺の腕を引いて彼女は個室に入った。服の上を引っ張られてふと服を見てみる
と何故かてかっていた・・・。

中学ではスカートが長かったからお腹の辺りから手を下のほうに
いれはじめた・・・。俺は初めて見るそんな光景に心を躍らせていた・・・。
学校だからなのかどうかわかんなかったけどそれほど喘いではいなかった。
ただ、「はぁ・・・はぁ・・・」といつもより息が荒いだけだった。
(他の女の人もそうなのだろうか・・・?)
わりと静かで俺の想像してたのとは違った。こう、なんて言うかもっと男が
サオをしこるように女も激しく弄ったりすると思っていた。けど、それとは
かなりかけ離れていたものだったので驚いた。

「・・・気持ちいいの?」と俺は思わず訊いてしまった。
「うん・・・」と喋るのも何となく辛そうだった。
【女の子のおなにーってのは大変そうだな・・・】と思った。
男同士のは普通に語り合っていたけどこの様子を見る限り
女の子のは簡単に語れるものではないと思った・・・。
こんな事を思っているといやらしい音が聞こえた。
【くちゅくちゅって・・・やらしいなぁ・・・】と思ったが、もちろん
興奮した。顔を見るとすごい赤くなっていた。顔を見る限り気持ち
よさそうではなかったのだが・・・。むしろ苦しそうな印象さえあった。
壁に寄りかかってやっていたけど倒れそうで危なかったから俺は体を
支えてあげた。


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